HOME営農情報 > 耐暑性品種「恋の予感」・多収性品種「あきさかり」





耐暑性品種「恋の予感」

 JA尾道市が、平成28年度米から「ヒノヒカリ」に代わる水稲として作付けを誘導する「新しいお米」が「恋の予感」(系統名、中国201号)です。

 近年の異常高温でも生育が衰えることがなく籾が充実するため、収量が上がり光沢のある米が収穫できます。

 食感は、1粒1粒がしっかりして、より強い粘りと甘みを兼ね備えています。
生育は「ヒノヒカリ」に非常に近く、収穫は4日程度遅くなります。
ただし、育苗期間中に高温になると、徒長傾向となるため注意が必要です。

 葉いもちには「ヒノヒカリ」同様、発生に注意が必要となりますが、穂いもちにはやや強い特徴があります。
標高150m以下の土地が栽培適地です



■「恋の予感」と「ヒノヒカリ」の比較

○品種特性
品種名 早晩性 稈長 耐倒伏性 登熟期高温 炊飯適性  食味 
恋の予感 中生 短い 強い 優れる 最良 良好
ヒノヒカリ 中生 強い 弱い 最良 良好

○生育の目安  (気象条件により生育ステージが異なります)
品種名 田植日 出穂期 成熟期
恋の予感 6月7日 8月27日 10月12日
ヒノヒカリ 6月7日 8月24日 10月8日



多収性品種「あきさかり」

 米の価格低迷が続き、稲作の低コスト化が叫ばれている昨今において、同面積において収量を増加させ、業務用にも向く多収性品種の導入が求められていました。

そこで、JA尾道市が、平成28年度米から導入する「新しいお米」が、「あきさかり」です。
異常高温でも生育が衰えることがなく籾が充実するため収量が上がり、光沢のある米が収穫できます。

 ご飯粒がやや大きくふっくらしていて、粘りと甘みを兼ね備えています。

出穂期はコシヒカリより5日、成熟期は7日程度遅い。また、収量性は、コシヒカリより7%高くなっており、玄米の外観品質は、コシヒカリに比べ、心白、乳白が少なく優れます。

短稈で、耐倒伏性は強いが、紋枯病が発生しやすい特性があるため適宜防除が必要です。また、株張りが良く、茎葉が強いため、収穫時において、コンバインの詰まり等に注意が必要となります。
標高150m以上の土地が栽培適地です



■「あきさかり」と「コシヒカリ」の比較

○品種特性
品種名 早晩性 稈長 耐倒伏性 穂数 葉・穂いもち  食味 
あきさかり 早生 短い 強い 多い 強い 良好
コシヒカリ 早生 長い 弱い 弱い 良好

○生育の目安  (気象条件により生育ステージが異なります)
品種名 田植日 出穂期 成熟期
あきさかり 5月18日 8月10日 9月20日
コシヒカリ 5月15日 8月6日 9月12日