農業振興活動 1.営農及び生活指導事業 近年の農業を取り巻く環境は、異常気温・台風の⼤型化・⼲ばつ・集中豪⾬などの異常気象が頻発するとともに、⿃獣による被害も多発し、⽣産段階における不安定要素が増加しております。 このような状況の中、令和元年度に作成した「第5次営農振興計画」に基づき、地域の核となる担い手対策や地産地消の積極的な展開、安心・安全な農畜産物の⽣産に取り組み、農業者の所得増⼤と農業⽣産の拡⼤を図りました。 事業実施結果 ① 営農指導の充実・強化 営農センターを核とし、地域に根差した営農指導に取り組み、専門性の高い営農指導員の⼈材育成を⾏いました。 また、栽培指導・経営指導に取り組み、⽣産者と結びついた営農振興計画を進めるため、基礎資料となる担い手⽀援台帳や品目別⽣産者台帳の整備に取り組みました。 ② ⽣産部会との連携強化 部会ごとの運営方針に基づき、⽣産振興策を協議・共有し、産地ブランド強化と計画販売に取り組みました。 ③ 担い手⽀援と新たな担い手育成への取り組み 担い手⽀援の取り組みとして、労働⼒軽減対策とトータルコスト低減対策として、水稲栽培を中心にドローンを活用した⽣育診断・防除の拡⼤に努めました。 また、営農指導員の出向く活動の体制づくりを図りながら、新規就農希望者に対し研修会等を開催しました。 ④ 営農・経済事業への経営資源のシフト 要員・時間等の経営資源を有効活用し、担い手担当者の配置や、営農指導員、販売担当者の⼈員を確保し、営農・経済事業の体制を強化しました。 ⑤ ファーマーズ・マーケットを核とした農業者の所得増⼤に向けた取り組み 更なる⽣産・販売強化を目的に「ええじゃん尾道 尾道店」の売り場を増床しました。 また、地産地消の拠点として新鮮で安全・安心な農畜産物の販売を⾏い、地域農業の発展と農業者の所得増⼤に取り組みました。 ー 9 ー
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