disclosure2021
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① 年⾦相談 組合員・地域住⺠の⾼齢化が進むなか、当JAでは専門の社会保険労務⼠による年⾦相談を⾏っています。年⾦についての勘違い、もらい忘れの年⾦など、皆様の疑問やご相談に的確にお答えします。 ② JAカード ショッピングもレジャーも、サインひとつで便利にご利⽤いただけます。また、JAならではのクレジットカードであり、多彩なサービスが利⽤できます。 また、キャッシュカードと一体型のICカードで、利便性と安全性を図っております。 (6)系統セーフティネット(貯⾦者保護の取り組み) JA尾道市の貯⾦は、JAバンク独自の制度である「破綻未然防⽌システム」と公的制度である「貯⾦保険制度(農⽔産業協同組合貯⾦保険制度)」との⼆重のセーフティネットで守られています。 ① 「JAバンクシステム」の仕組み 組合員・利⽤者から一層信頼され利⽤される信⽤事業を確⽴するために、「再編強化法(農林中央⾦庫及び特定農⽔産業協同組合等による信⽤事業の再編及び強化に関する法律)」に則り、JAバンク会員(JA・信連・農林中⾦)総意のもと「JAバンク基本⽅針」に基づき、JA・信連・農林中⾦が一体的に取り組む仕組みを「JAバンクシステム」といいます。 「JAバンクシステム」は、JAバンクの信頼性を確保する「破綻未然防⽌システム」と、スケールメリットときめ細かい顧客接点を⽣かした⾦融サービスの提供の充実・強化を目指す「一体的事業運営」の2つの柱で成り⽴っています。 ② 「破綻未然防⽌システム」の機能 「破綻未然防⽌システム」は、JAバンクの健全性を確保し、JA等の経営破綻を未然に防⽌するためのJAバンク独自の制度です。具体的には、(1)個々のJA等の経営状況についてチェック(モニタリング)を⾏い、問題点を早期に発⾒、(2)経営破綻に至らないよう、早め早めに経営改善等を実施、(3)全国のJAバンクが拠出した「JAバンク⽀援基⾦※」等を活⽤し、個々のJAの経営健全性維持のために必要な資本注入などの⽀援を⾏います。 ※2020年3月末における残⾼は1,659億円となっています。 ③ 「一体的な事業運営」の実施 良質で⾼度な⾦融サービスを提供するため、JAバンクとして商品開発⼒・提案⼒の強化、共同運営システムの利⽤、全国統一のJAバンクブランドの確⽴等の一体的な事業運営の取り組みをしています。 ④ 貯⾦保険制度 貯⾦保険制度とは、農⽔産業協同組合が貯⾦などの払い戻しができなくなった場合などに、貯⾦者を保護し、また資⾦決済の確保を図ることによって、信⽤秩序の維持に資することを目的とする制度で、銀⾏、信⾦、信組、労⾦などが加入する「預⾦保険制度」と同様な制度です。 なお、この制度を運営する貯⾦保険機構(農⽔産業協同組合貯⾦保険機構)の責任準備⾦残⾼は、2020年3月末で4,417億円となっています。 ー 22 ー

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