disclosure2021
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(市場リスクに係る定量的情報) 当組合で保有している⾦融商品はすべてトレーディング目的以外の⾦融商品です。当組合において、主要なリスク変数である⾦利リスクの影響を受ける主たる⾦融商品は、預⾦、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貸出⾦、貯⾦です。 当組合では、これらの⾦融資産及び⾦融負債について、期末後1年程度の⾦利の合理的な予想変動幅を⽤いた経済価値の変動額を⾦利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利⽤しています。 ⾦利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標となる⾦利が0.30%上昇したものと想定した場合には、経済価値が28,129千円減少するものと把握しています。 当該変動額は、⾦利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、⾦利とその他のリスク変数の相関を考慮していません。 また、⾦利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性があります。 ③ 資⾦調達に係る流動性リスクの管理 当組合では、資⾦繰りリスクについては、運⽤・調達について月次の資⾦計画を作成し、安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を⾏う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換⾦性)を把握したうえで、運⽤⽅針などの策定の際に検討を⾏っています。 (4)⾦融商品の時価等に関する事項についての補⾜説明 ⾦融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採⽤しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。 2 ⾦融商品の時価等に関する事項 (1)⾦融商品の貸借対照表計上額及び時価等 当事業年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は次のとおりです。 なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず(3)に記載しています。 (単位︓千円) 貸借対照表計上額 時価 差額 預⾦ 228,308,211 228,309,801 1,590 有価証券 1,904,322 1,913,880 9,557 満期保有目的の債券 797,242 806,800 9,557 その他有価証券 1,107,080 1,107,080 - 貸出⾦(*1) 29,231,683 貸倒引当⾦(*2) ▲ 25,281 貸倒引当⾦控除後 29,206,401 30,616,107 1,409,705 資産計 259,418,935 260,839,788 1,420,853 貯⾦ 261,245,413 261,275,988 30,574 負債計 261,245,413 261,275,988 30,574 (*1)貸出⾦には、貸借対照表上雑資産に計上している職員厚⽣貸付⾦21,934千円を含めています。 (*2)貸出⾦に対応する⼀般貸倒引当⾦及び個別貸倒引当⾦を控除しています。 ー 40 ー

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