disclosure2022
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自己改革への取り組み 【農業者の所得増大・農業生産の拡大に向けた取り組み】 米穀関係では、新品種(多収性極早生品種「つきあかり」、多収性業務用品種「さとのつき」の流通ルートを確保しました。 野菜関係では、園芸振興協会の事業を活用し複数の試験を行っており、栽培の効率化や省力化に繋げました。 果樹関係では、国の果樹経営支援対策事業を活用し、新植や改植へ取り組む生産者支援を行いました。 畜産関係では、子牛生産検査時に寄生虫駆除対策を行うとともに、子牛出荷時に2回のワクチン接種を実施し疾病リスク低減を図りました。 尾道ブランド認証として新たに「はっさく」が認証され、「いちじく」・「桃」・「トマト」・「スナップエンドウ」・「ぶどう」・「わけぎ」と併せ7品目となり、世羅ブランド認証の「アスパラガス」と合わせて8品目が認証されています。 各地域のオリジナルブランドの商品づくりと高付加価値化することで、販売額の増加や、新規生産者の増加を見込みます。 世羅大豊農園への選果機の更新を始めとし、3月に因島営農センターと重井事業所を新築オープンし、因島地区の農業基盤の拠点整備を行いました。 新規就農者の就農へ向けた支援として、農業を始めるにあたっての知識の取得やサポートを目的に、第23期農業塾を開講し、野菜園芸コース・果樹園芸コース併せて53名が受講されました。 また、担い手確保と新規生産者の定着に向け、アスパラガス・柑橘・いちじく・ぶどうの4つの専門塾を開講し、卒業後の早期経営安定を図りました。 ええじゃん尾道尾道店は、売り場面積を増床したことで、農家所得の向上と出荷会員数(総会員数855名)拡大が図れました。 【地域の活性化に向けた取り組み】 支店等を拠点とした事業・協同活動の展開として、いまだ収束が見えない新型コロナウイルス感染症拡大のため、JAまつりの開催や支店感謝祭など計画していたイベントが中止となるなか、農業者の皆様が丹精込めて作られた農産物の品評会を尾道(令和3年11月)・因島(令和4年1月)で開催いたしました。 また、コロナ禍で身近な情報を提供する支店広報誌を全支店・出張所で発刊するとともに地域貢献として、医療従事者、地元の小中学校の生徒・児童へ「はっさくシャーベット」を寄贈しました。 ー 3 ー

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