disclosure2024
5/88

JA尾道市自己改革工程表 自己改革の実践に向けた組合員の意思反映 ー 3 ーJA尾道市は、平成29年度より組合員に必要とされる組合をめざして、「農業者の所得増大」・「農業生産の拡大」・「地域の活性化」を基本目標とする創造的自己改革の実践に役職員一丸となり取り組んでまいりました。特に生産販売組織を中心とした共選共販による有利販売、さらには産直市「ええじゃん尾道」を核にした地産地消の拡大やJAまつりの開催を通じた組合員や地域の皆さまとのふれあい、支店単位の感謝祭の開催や女性部を始めとした各種団体活動への協力など、令和元年に実施した組合員意識調査では、一定の評価と更なる期待をいただくことが出来ました。 令和4年度からは、組合員との対話に基づく自己改革実践サイクルの取り組みを開始し、農業者の所得増大に向けて、多収性品種の導入拡大・秀品率向上・農産物直売所出荷協議会の拡大に取り組むほか経営基盤強化や組合員との対話・意思反映の取り組みもすすめることで、「不断の自己改革」によるさらなる進化を目指しています。 第7次中期経営計画に基づき、組合員と利用者のニーズに応え、これからも地域になくてはならないJAであり続けるために、持続可能な経営基盤を構築し総合事業を基本とする「不断の自己改革」を実践し続けてまいります。 自己改革を実践するための具体的な方針【下線項目はKPIを設定】 1 訪問活動や座談会の開催を通じて、組合員のニーズを的確に把握し、実現可能なところから着実に応えてまいります。 2 農業者の所得の増大・農業生産の拡大及び地域の活性化にむけ以下の項目を重点事項とし取り組みます。 ① 水稲多収性品種(つきあかり・にじのきらめき)の導入による売上増加 ② 主力品目の秀品率向上による売上増加 ③ 農産物直売所出荷協議会会員の拡大 ④ 農業塾の開催による地域農業振興の拡大 3 改革の取り組みと成果について対話等を通じて評価を把握し、PDCAサイクルを回し、不断の自己改革を着実に実践します。 自己改革の実践にあたっては、改革の評価の把握に向けた総員外務日を利用した正組合員や准組合員との対話や地区座談会のみならず、利用者アンケートを実施し、組合員・准組合員の皆様や地域の方々の声を聴き、皆が一体となったJA運営を図ります。 また、地域農業や地域経済の発展を農業者と共に支えるパートナーであり農業振興の応援団である准組合員の事業利用においては、正・准組合員の利用状況を把握したうえで、アクティブメンバーシップの更なる構築と、改革の目的である「農業者の所得増大」に繋がっていくよう取り組みます。

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る