JAおのみち8月号309
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6(因島営農センター)☎0845-24-1211  (世羅営農センター)☎0847-22-1173  (甲山営農センター)☎0847-25-5035(世羅西営農センター)☎0847-37-71008月平年に比べ晴れの日が多いでしょう。 9月に入ると多くの圃場で稲刈り作業が行われます。先月号にも記載したとおり、今後の気温は平年並み~やや高く推移されると予測されています。 早期落水による品質の低下には十分に注意しましょう。【早期落水の防止】 落水時期が早すぎると、玄米肥大生長が抑えられ、収量や食味・品質の低下を招きます。落水時期の基準として(土壌条件・気象条件を考慮して)、湿田では出穂後20日~25日、乾田では出穂後30日頃を目安にしましょう。登熟が遅れている場合は、落水をできるだけ遅くし、穂の熟色や稔実程度を観察しながら徐々に落水しましょう。【刈り取り作業】 適期に稲を刈り取ることは品質向上につながります。天候に左右されますが、極力適期の刈り取りに努めましょう。 適期より早いと青米や未熟粒の増加に、適期より遅いと胴割米や茶米の増加及び刈り取り時の落下籾の増加につながります。とくに食味低下に影響の大きい胴割米は、品種間によって発生度が異なりますが、一般には高温年での発生が多く、また籾の水分が23%以下になると発生しやすくなり、降雨があると著しく促進されるので注意が必要です。 また、朝露等で濡れている稲を刈るのは、機械の故障や損傷粒の発生、また収穫ロスにもつながりますので稲が乾いてから作業をしましょう。 また、刈り取り期には、コンバインとバインダーによる事故が多発しています。特に、圃場進入時や後退時の転担 当井上 卓史度通風乾燥で余熱を取りましょう。 また、仕上がり後は水分計で仕上がり水分の確認をしましょう。 調整にあたっては皮ずれや籾が多いと等級の低下に直結します。ロールの調整をよく確認するなど慎重に行ってください。【平成25年産米の出荷についてのお願い】○出荷前、又は出荷時には必ず栽培管理表を提出してください。○目標水分14.5%~15.0%の乾燥調整にしてください。○皆掛重量は30.5㎏にしてください。○定められた米出荷袋(いーねくん袋)へ品種名・検査請求者名・住所・生産地を必ず明記してください。○支店・営農センターへの出荷は検査の前日までにお願いいたします。稲刈りの時期を前に事故防止のため、農機のチェックを行いましょう。落・転倒や、詰まり除去時の巻き込まれ事故が多いので、十分に注意して作業を行いましょう。トラブルが発生した場合は、必ずエンジンを止めて対処し、事故防止を徹底しましょう。【刈り取りの目安】 成熟期は多くの品種で出穂してから40日前後です。また、積算温度の目安として、品種によって幅はありますが1,000℃~1,100℃前後とされています。 しかし、出穂期から成熟期までの期間は出穂後の天候がよければ早まり、気温が低ければ長くなります。目安として利用し、倒伏程度等を勘案して実際の圃場をよく観察しながら、緑色の籾の割合(青味籾率)から判断していきましょう。 青味籾率では、コンバイン収穫で、5%になったとき、バインダー収穫で、10%になったときが刈り取りの判断基準となります。【乾燥・調整】 品質に直接影響しますので慎重に行ってください。刈り取り直後の籾は温度が高く水分も多いので、醗酵しないようできるだけ早く乾燥機に入れましょう。まずは風だけによる通風乾燥で余熱や余分な水分を取り除きます。 余熱や水分を落としたら火力乾燥に移りますが、急激な乾燥や過乾燥は胴割米の発生に直結しやすいので慎重に行ってください。火力乾燥後はもう一

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