JAおのみち1月号362
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出荷量のうち約52%はコシヒカリが占め、次いで、こいもみじ、あきさかりとなっています。【29年産米等級比率】 検査等級比率を見てみますと、広島県全体では、1等86.3%、2等12.5%、3等1.1%という結果でした。 JA尾道市の検査等級比率は、以下のような結果となりました。 等級比率を見てみると、前年産に比べ良くなっております。入心白粒などの混入やカメムシ類などによる着色粒の発見、また、10月の降雨により刈取りへ支障をきたした地域もありましたが、品質低下をもたらす大きな気象被害もなく概ね良好でした。 2等以下の格付理由とされるものでは、カメムシによる着色粒、早刈りによる青未熟粒となっています。 高温登熟による被害は、28年産に比べ多くなっています。 また、カメムシによる斑点米被害の等級割合は昨年より減少していますが、2等以下の格付け理由の上位にあります。 しっかりと出穂前後の防除を行っていきましょう。 平成29年9月号広報誌に等級低下の原因となる未熟粒の関連資料を載せておりますので、30年産にむけての対策に役立ててください。※稲作暦(旧尾道地域配布)のお詫びと訂正について。 この度水稲生産者にお配りしております、2018(平成30)年度稲作暦につきまして、施肥設計例『恋の予感』分施型の穂肥2にて『い~ね407改』と記載しておりましたが、正しくは『い~ね707改』となります。お詫びいたしますと共に訂正をよろしくお願いいたします。担当兼永 朋恵全体的な生産概況とご自分の生産実績の照らし合わせなどを行い、生産対策・準備を進めていきましょう。水 稲 29年産の米づくりを終え、30年産に向けて圃場の整備、土作りなどの準備をされていると思います。 今回は29年産米の集荷実績および検査等級などをお伝えいたしますので、ご自分の検査格付結果通知票などを参考にしていただき、次年度へ向けての対策に役立ててください。【作況概況】 今年の広島県の作況指数は102。南部が536㎏、北部が532㎏という結果になりました。 田植え後、日照時間が長く高温傾向で推移したことが大きな要因となっています。【JA尾道市29年産米出荷比率】 JA尾道市へ出荷された米は全銘柄で約3,879t。品種別に見てみると全1月January今月の栽培ポイント平年に比べ晴れの日が多いでしょう。お天気コシヒカリこいもみじあきさかりあきろまん中生新千本恋の予感その他52%22%17%2%2%2%3%部分カメムシ青未熟粒その他未熟心白粒発芽粒胴割粒籾混入その他26%25%22%7%5%5%4%6%1等2等3等92%7%1%29年産米品種別出荷比率(JA尾道市)29年産米等級比率(JA尾道市)29年産米格付理由(2等以下)6(因島営農センター)☎0845-22-2252 (世羅営農センター)☎0847-22-1173 (甲山営農センター)☎0847-25-5035(世羅西営農センター)☎0847-37-7100
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