JAおのみち2月号363
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柏原 吉訓 さん(41歳)「ブロッコリー」柏原さんは3種類のブロッコリーを栽培。10月に長雨に見舞われましたが、「いいブロッコリーができた。」とJA営農指導員は笑顔を見せます。緑のつぼみの中には栄養がギュッと詰まっているといわれ、ビタミンやミネラルを豊富に含み、抗酸化作用があると言われています。地域も生き残るためには、品目の選択や出荷・販売の方法など、いろんなやり方があると思うんです。お互い知恵を出してやっていこうと話していたら、出てきたのがブロッコリーのコンテナ出荷。今までも1つの作物は3年はやってみて続けるかどうか決めてきました。だからブロッコリーも最低でも3年はやってみる覚悟で始めました。」とそのきっかけを語ります。農家になる夢を叶えて10年「地域や農業を守りたい」 手で持つとどっしりと重いブロッコリー。「収穫後コンテナに入れて出すだけ。」という提案が「すごいラク。」と柏原さんは笑顔を見せます。現在は30aの畑で、アーサー、ウインタードーム、クリアの3種類を栽培。今年初めてのその出来は「上々ですね。」とJA営農指導員は太鼓判を押します。 20代の頃に留学したアメリカで農業を志すも、一旦はサラリーマンとなった柏原さん。10年前に会社を辞めて夢を叶え、現在は1人で農業をしています。若手として今後の地域や農業のあり方に思いを馳せつつ、「因島をブロッコリーの産地に。」という取り組みにも果敢に挑みます。尾道市世羅町今月の産地AGREADERこだわりの彩りも美しいブロッコリー柏原さんは1人で30aの畑を管理【組合員のみなさまへ】組合員のみなさまの住所・氏名・資格等の変更、または相続等があった場合は異動手続きが必要となりますので、最寄りの本店・支店・出張所にご相談のうえ手続きをお願いいたします。3

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