JAおのみち6月号367
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春芽アスパラガス出荷本格化スナップエンドウ出荷最盛期貯蔵レモンの出荷始まる JA尾道市アスパラガス部会では、3月末から始まったアスパラガス「ウエルカム」の出荷が、5月に入って本格化しました。 世羅営農センターの農産物集出荷センターへ集められたアスパラガスは、選別機で等階級ごとに選別されます。春芽アスパラガスは5月末頃で一段落し、7月頃から夏芽も始まる予定です。今年度は約110tを県内や大阪市場に出荷する予定です。 JA尾道市キヌサヤエンドウ部会では、3月中旬から始まったスナップエンドウ「ニムラサラダスナップ」の出荷が、GW明けから最盛期を迎えました。 因島営農センターの重井集出荷場へ集められたスナップエンドウは、JA検査員が手作業で等階級ごとに選別します。今年度は約65tを県内や関西市場に出荷する予定です。 同センターの藤井セン 國正健治部会長(69歳)は「自然豊かな産地で育ったアスパラガスだから品質、食味ともに上々。消費者の方に色々な料理で楽しんでほしい。」と話されていました。ター長は「因島の穏やかな気候で育ったスナップエンドウは、見た目、食味ともに良好です。ぜひ食卓の1品に加えてほしい。」と話していました。 JA尾道市因島柑橘部会は、貯蔵レモンの出荷を4月末から始めました。 同部会は昨年貯蔵レモングループを立ち上げ、31人の生産者が昨年12月から今年1月に収穫したレモンを因島柑橘集出荷センターへ持ち込み、貯蔵庫で冷房貯蔵しました。当初は国産レモン端境期にあたる夏場へ向けて、6~8月に出荷することを予定していましたが、寒波の影響などで4月以降の市場における国産レモンの流通量が少なかったことから、前倒し出荷を決めました。同部会は今年度、約8tの貯蔵レモンを、関西方面の市場に出荷する予定としています。 因島営農センターの後藤技師は「今年は1月末と2月上旬に寒波が襲来し、樹上に果実のある園地は甚大な被害がでましたが、貯蔵レモン取組園地では寒波前にほぼ全量を収穫していたので、被害を回避できました。貯蔵レモンの取り組みは出荷の平準化や生産者の所得向上だけでなく、寒波被害対策にもつながります。次年度も貯蔵レモンの取り組みを呼びかけ、レモンの安定生産・出荷と更なる生産者所得向上につなげていきたい。」と話していました。ええじゃん尾道野菜苗大売出しフェア JA尾道市農産物直売所「ええじゃん尾道」尾道店は4月28日(土)から5月6日(日)まで、野菜苗の大売出しフェアを開催しました。 店舗前に設けられた会場には、地元の生産者が栽培したトマトやピーマン、カボチャ、スイカなど、様々な野菜苗が並んでいました。来場者は苗を手に取り、じっくり観察しながら選んでいました。来場者は「たくさんの野菜苗があるのでどれにしようか迷うが、選ぶ楽しみもある。おいしい野菜づくりにチャレンジしたい。」と話していました。アスパラガスを収穫する國正部会長貯蔵されたレモンを確認するJA職員出荷されて箱詰めされるスナップエンドウ野菜の苗を選ぶ来場者10【住宅ローンセンター】住宅ローンをはじめリフォームローンなど、各種ローンについてお気軽にご相談ください。☎0848-23-3323(月曜日から金曜日の9:00~17:15)
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