JAおのみち6月号367
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県内一の出荷量を誇る色、味良し!尾道の「デラウェア」天気予報や房を見ながら花の咲く日を予想する 24歳の頃からぶどう一筋、奥様と2人でデラウェア、ピオーネ、シャインマスカットを栽培する穏地さん。山あいの斜面に沿うように建ち並ぶハウスでは、デラウェアの出荷が始まったばかりです。5月21日の初出荷から約1か月間は、朝の5時には畑に来て収穫をする毎日。デラウェアが終われば7月上旬からはピオーネ、7月下旬からはシャインマスカットの出荷がスタートと忙しい日々が続きます。「ハウスは正月から加温開始。だから畑に来ない日はまずない。毎日来て様子を見るのは、もうご飯を食べるのと一緒で習慣になっている。」と穏地さんは笑います。 デラウェアの栽培で一番難しいのは、種ができないようにする1回目のジベ~我々が農業を引っ張る~AGREADERS産地を守る人々No.132尾道市木ノ庄町は大正末期から続くデラウェアの産地。その歴史は約100年と長く、現在は県内生産量の9割以上を占めています。5月21日に初出荷を迎えた穏地利行さんを訪ね、ぶどう作りへの思いをお聞きしました。4
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