JAおのみち7月号368
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塚本 忠良 さん(45歳)「ちぐさ」御調町で作っているのは「ちぐさ」という品種のジャンボピーマン。肉厚で瑞々しく、苦みが少ないため子どもでも食べやすいと人気があります。「丸ごとグリルで焼いてそのまま食べる」のが塚本さんおすすめの食べ方です。これからも初心を忘れず地道に農業を続けていきたい 現在45歳と農業の世界では若手の塚本さんが、会社勤めを辞めて農業を志したのが20代後半の頃。お父さんの知人の農家さんのもとで修業しながら農業の基礎を身に付けました。当初はネギを栽培していましたが、「荷造りが簡単。」(塚本さん)とピーマンを作るように。現在は7aの畑で800本の木を栽培しています。「農業は外で作業するのが気持ちいいし、自分の好きなようにできる自由なところもいい。最近は天気が読めず、これにどう対処していくかが課題ですが、農業を始めた頃の初心を忘れず、地道に続けていきたいですね。」と話す塚本さん。 ピーマンといえば苦いイメージですが、ジャンボピーマンは肉厚で苦みが少なく食べやすいと市場でも人気があります。驚いたことに、中のタネやワタ(白い部分)も全て食べられるそうです。塚本さんは「丸ごとグリルで焼いて、そのままポン酢などをつけて食べるのが一番おいしい。」と農家ならではのダイナミックな食べ方を教えてくれました。ピーマンをはじめ夏野菜をしっかり食べて、暑い夏を元気に乗り切りましょう。尾道市世羅町AGREADERこだわりのピーマンはタネもワタも全部食べられるそうです。塚本さんは現在7aの畑でピーマンを栽培しています。今月の産地7【営農相談】農業に関することなら専門的なことから家庭菜園まで、お気軽にご相談ください。JAは、新たに農業を始められる方も支援しています。(東尾道営農センター)☎0848-56-1231  (御調営農センター)☎0848-76-2242  (向島営農センター)☎0848-44-2106

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