JAおのみち10月号371
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野菜を栽培していくうえで、施肥の量や時期は重要です。家庭菜園担当兼永 朋恵 気候も穏やかになり夏の猛暑が嘘のような気温になってきました。 昨年はこの時期ハスモンヨトウが多く 確認されていました。今年は昨年ほどではありませんが、発生圃場は毎年注意し、早めの防除を心掛けましょう。 防除適期としては、幼虫が圃場全体へ移動する前の若齢幼虫期(図1)が防除適期になります。若齢幼虫期の加害は卵塊(図2)周辺に集中します。老齢幼虫期(図3)になると薬剤が効きにくくなるので防除は早めの若齢幼虫に行いましょう。 また、散布薬剤にも様々な種類があります。農薬につきましては、各支店・出張所の購買店舗、営農センター職員にお尋ねください。また、農薬を使用される場合は、使用方法の厳守をお願いします。 今回は代表的な秋・冬栽培野菜の追肥のタイミングについて紹介します。 各家庭の圃場によって透水性・保肥力・栄養含量はそれぞれ違います。図1図2図3 自分の圃場の特徴をしっかりと把握することが大切です。 また、雨の降り方によっても肥料の溶けぐあいが変わってきますので注意が必要です。●根菜類(大根・人参など) 生育前半はまず根が縦に伸び(根長)ます。生育後半は根が太り(根径)ます。作物から見た時、その切り替わる時が、栄養が必要なタイミングとなり、葉の枚数からみると本葉5〜6枚が概ねその時期となります。●葉菜類(白菜・キャベツなど) タイミングとしては3回あります。まず1回目は、外葉が大きく育っている時期(外葉生育期)です。外葉が大きければ大きいほど大きな玉になります。2回目は、芯葉の立ち上がる時期です。3回目は、結球が始まる時期です。(結球開始時)3回ある中でこの時期が1番作物からみて栄養が必要な時期です。●軟弱野菜類 基本的に元肥重点になりますが、葉の色や生育などを見ながら追肥を行ってください。 あくまで作物から見た時の栄養が必要な時期になります。 圃場の性質・気象、また肥料の性質を見ながらタイミングよく追肥を効かせて行いましょう。 追肥を行ったら軽く土と馴染ませ(中耕)、土寄せを行いましょう。 ●中耕の目的・土を柔らかくすることによって根の張りを促す。・通気性を確保することで酸素の吸収をしやすくする。・土の攪拌で雑草を生えにくくする。・水分や肥料を染み込ませやすくする。 ●土寄せの目的・根の乾燥を防ぐ・風で作物が倒れるのを防ぐ。・ジャガイモなどが緑色に着色するのを防ぐ。・土壌の通気性を良くする。・ネギの白い部分を育てる。 また、間引きをこまめに行い、ある程度成長した時に一定の株間になるように行いましょう。野菜の最終株間目安白菜キャベツ大根人参ホウレンソウ453525125〜69【農産物直売所 ええじゃん尾道 尾道店・向島店】地域の“旬”と“うまい”をお届けします。尾道店☎0848-55-9048午前9時から午後6時まで営業 向島店☎0848-20-6008午前9時から午後4時まで営業

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