ええJAんおのみち12月号373
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愛媛県の生産者が因島のキャベツを視察早生みかん出荷始まるぶどう部会が出荷反省会を開く 愛媛県松山市の青年農業者連絡協議会に所属する生産者など9人が11月9日(金)、尾道市因島地域内で栽培されているキャベツの栽培状況などについて知ろうと、JA尾道市因島営農センターの重井集出荷場とキャベツ圃場を視察しました。同集出荷場では、同センターの藤井センター長と新開営農指導員が、同JAキャベツ部会の基幹品種「湖 JA尾道市は11月9日(金)、早生みかんの出荷を始めました。10月以降秋晴れが続き、朝晩の気温差も大きくなってきたことから着色も良く、順調に生育してきました。糖度は10度と平年並みですが、酸は平年より2割程度酸抜けが良いことから、より甘みが感じられる仕上がりとなっています。 収穫したみかんは三原市糸崎町にある備後みかん選果場に運ばれ、JA検査員が手作業で選別した後、光センサーによって大きさや糖度、病害虫の有無などを確認しながら等階級ごとに分けられます。この日は約6t JA尾道市ぶどう部会は11月9日(金)、福山市内のホテルで出荷反省会を開催し、生産者、市場関係者、JA役職員など約40人が出席しました。同部会の基幹品種のうちデラウェア、シャインマスカット、ピオーネの販売単価は前年対比110%を超え、販売金額も前年対比107%の1億4,450万円を達成しました。 金藤祐治部会長は「今年は豪雨、干ばつ、台風など、農業を行う環境としては非常に厳しかったが、生産者として、天候に左右されない管理を徹底して高品質なぶどうを作り、信頼してもらえる産地づくりを行っていきましょう。」と挨拶されました。 JA広島果実連や市場関係者からは今年度の販売動向や市場情勢月SP」の栽培状況、厳寒期に向けて検討している品種「冬美」の試験栽培状況などについて説明しました。 また、同部会員の村上智彦さんのキャベツ圃場も訪れ、村上さんからキャベツ栽培の取り組み状況や、尾道市と愛媛県の土壌や気候など、農業条件の違いなどについての説明を受けていました。を県内の市場へ出荷し、12月上旬までに総出荷量約35tが出荷されました。 JA広島果実連の松浦技師(JA尾道市駐在)は「今年の早生みかんは外観、食味ともに良好。冬の果物として、たくさんの消費者に味わってもらいたいです。」と話していました。について説明があり、着色ブドウでは過熟傾向があった一方で、シャインマスカットなどでは未熟果があったことから、ブドウの熟期を適切に見極めて出荷してほしいといった声がありました。 協議事項ではJA広島果実連の三浦技師(JA尾道市駐在)が今年産の栽培概況と今後の生産対策、営農販売課の高田営農指導員が販売状況、実績を総評しました。キャベツの圃場を案内する村上さん(一番右)コンベアーを流れる早生みかん出荷反省会で挨拶される金藤部会長13【福祉事業より】元気な組合員の皆様から、介護を必要とする皆様を対象に「福祉」と「健康」を核とした生活支援に取り組んでいます。まずは、「なごみ」までご相談ください。 ☎0848-56-0522

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