ええJAんおのみち1月号374
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こだわりの堆肥でより甘く御調町の「トマト」美味しいトマトの秘訣は1年かけて作るこだわりの堆肥 みつぎ農園では現在、ミニや中玉、大玉トマトを栽培。「一般的なトマトの糖度は5.5度くらい」(髙橋さん)という中、こちらのトマトは大玉で6度を超え(ミニ・中玉は8度以上)、フルーツトマトになるとその糖度は8度から10度になるそう。甘くて美味しいみつぎ農園のトマトは、市場でも人気です。 この味を支えているのが「堆肥」。魚粉末とバーク(木くず)、鶏糞、ヌカを混ぜて発酵させ、元肥としてたっぷり使います。「この堆肥を使うと味が全然違うし、連作障害も起こらない。手間も費用も掛かるけれど、これが1番のこだわり。」発酵の過程で水をかけ、ひっくり返す作業を1年間繰り返して作った堆肥は、甘いトマトには欠~我々が農業を引っ張る~AGREADERS産地を守る人々No.139御調町にある「みつぎ農園」のハウスを訪ねると、まずはその広さにびっくり。50m×100mの広大なハウスは向こう側が見えないほどです。6月まで収穫が続くというトマト栽培へのこだわりを、髙橋良和さんにお聞きしました。4

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