ええJAんおのみち1月号374
5/20

【JAカードを紛失されたら】直ちにご連絡ください。盗難、紛失専用ダイヤル 0120-159674(24時間受付、年中無休)「トマト」「スーパーで市販されているトマトの糖度が5.5度くらい。うちのトマトはだいたい6度以上はあります。8~10度になると、それは甘いですよ。」(髙橋さん)種から樹を作ること、そして1年かけて作る堆肥が美味しさの秘訣です。かせません。加えて樹を接ぎ木ではなく、種から作ることにもこだわっています。 「トマトは青い実がなった段階で、これから甘くなるかどうかが分かる。」という髙橋さん。ヘタの周りの緑が濃いと、グッと甘くなるそうです。「トマトはある程度ストレスを与えないと甘くならない。でも与えすぎると玉が小さくなる。この辺を見極めて、程よくストレスを与えてやるのがポイント。」と栽培の秘訣を教えてくれました。「美味しい」の声がやりがいこれからも甘いトマトを作りたい 近年、夏場は気温が上がる一方です。ハウスの中も気温が50度にもなり、髙橋さんは苗を作るのが難しくなっていると感じています。そんな厳しい環境のなかでも、「甘くて美味しいトマトを安定して作れるようになりたい。10月、11月の九州からトマトが出ない時期に、重点的に出せるようになれば。」と今後を見据える髙橋さん。「みんなが美味しいと言ってくれるのがやりがい。」との思いを胸に、作業に励んでいます。尾道市世羅町AGREADERこだわりのみつぎ農園髙橋 良和 さん(71歳)現在、農園では6人のタイ人実習生が働いています。「みんな真面目で一生懸命働いてくれます」と髙橋さんは笑顔。一番のこだわりは「堆肥」。魚粉末とバーク(木くず)、鶏糞、ヌカを混ぜて一年かけて発酵させます。今月の産地5

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る