ええJAんおのみち2月号375
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【組合員のみなさまへ】組合員のみなさまの住所・氏名・資格等の変更、または相続等があった場合は異動手続きが必要となりますので、最寄りの本店・支店・出張所にご相談のうえ手続きをお願いいたします。「安政柑」安政柑を作っている県は少なく、平成27年の農林省の調査では広島、愛媛、佐賀県の3県のみ。出荷量は広島が全国1位となっています。見た目の大きさにまずびっくりしますが、酸味と甘味が調和した爽やかな味わいも魅力です。も気を配ります。 とにかくその大きさに目を奪われる安政柑。岡野さんが今まで栽培した1番大きなものは、なんと1300gにもなるそう。「安政柑は他の柑橘と違って大きければ大きいほどいい。大きいのができたらやっぱり面白いね。」とその魅力を話してくれました。安政柑を再び盛り上げるために新しい食べ方も模索 独特の苦みはありますが、さっぱりとした味わいが特長の安政柑は、1999年にしまなみ海道が開通し、ブームに沸いた頃、土産物として人気があったといいます。核家族化が進んだ今、大きな果物をお土産にしたり、家で食べたりする機会はたしかに減りました。でも安政柑には「見てびっくり、食べて美味しい」という独自の魅力があることは間違いありません。「小規模でも、現状維持で体が動く限りは作り続けたい。」と話す岡野さん。JAでもカットフルーツにする、皮を砂糖漬けにしてみるなど、新しい食べ方を模索しています。生産者と共に安政柑発祥の地を守る取り組みは、これからも続きます。尾道市世羅町AGREADERこだわりの岡野 徳正 さん(68歳)ハンドボール大で十分大きな安政柑ですが、「昔はバレーボールくらいがいいと言われていた」(岡野さん)そうです。安政柑発祥の地を記念して建てられた石碑。今月の産地3
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