ええJAんおのみち3月号376
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生産量日本一の向島の「わけぎ」新しい力で産地を守る夫婦で研修を受け就農試行錯誤しながら進む 20代の頃から東京で音楽関係の仕事をしていた星丘さん。農業を志したきっかけはなんだったのでしょうか。「母方の実家が向島で兼業農家をしていて、昔から農業に興味はありました。いずれセカンドライフで農業をするのもいいかなと思っていたところ、農水省の農業次世代人材投資資金※の存在を知りました。リミットが45歳ということで、どうせやるならこの制度を活用してみようと妻と地元に戻ってきたんです。」 1日8時間、週5日の研修を1年間夫婦で受け、就農したのが昨年8月。それから夫婦で相談しながら経験を積み重ねてきました。「まずは畑を作るところからのスタート。スムーズにはいきませんね(笑)研修で教えてもらったことをベースにしつつ、実験して、~我々が農業を引っ張る~AGREADERS産地を守る人々No.141全国一の生産量を誇るわけぎの産地・尾道市向島町では、2月下旬から3月の初めにかけて出荷が最盛期を迎えていました。夫婦で収穫作業に励む星丘さん夫婦は昨年8月に就農したばかり。これまでの日々を振り返りながら、農業の魅力をお聞きしました。2

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