ええJAんおのみち11月号384
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 今月は苗の植付け、土づくり、園内清掃といった次年度への準備を行う月となります。どの作業も、労力的に大変な作業ですが、とても重要な作業ですので計画を立てて必ず行いましょう。【加温施設】 無駄に重油を使用しない為にも、ハウス内の隙間をふさいだり、サイドやハウス内上部への二重カーテンで多層化し、断熱性や密閉性を確保して日中、日照により施設内に貯まった熱をできるだけ逃がさないようにしましょう。 また、加温機の保守点検を行い、缶内の燃焼カスの掃除と、ノズルの洗浄・交換を行い、燃焼効率を高めムダな燃料の使用量を抑えましょう。 ハウス内の温度ムラ改善に循環扇が効果的です。温度ムラ改善だけでなく、多湿病害の予防、果実焼けや葉焼けの防止などの効果も期待できます。【園内清掃】 落ち葉や落果は、病害虫の越冬源になり、翌年の発生源となります。必ず園外に持ち出しましょう。【土づくり】 土づくりは農業の基本中の基本で、絶対に欠かすことのできない重要な作業です。長期的な計画を立て、確実に行ってください。 安定的に高品質果実生産を行うためには、根が十分に活動できる土壌環境が必要です。有機物の施用や深耕などにより、土壌の透水性や通気性を向上させましょう。 また、深耕は翌年の8月~9月に、この有機物を土壌中に鋤こむように行いましょう。有機物は必ず完熟した物を施用しましょう。未熟な物は、根腐れやチッ素飢餓などによる樹勢衰弱を引き起こしやすいので注意してください。 基肥の施用は、時期が遅れると、チッ素の遅効きによる着色不良や品質低下をまねく原因となりますので、チッ素成分の低い物を選んで、11月上中旬までに土壌の表面に施用しましょう。【苗木の植え付け】 11月~12月上旬が秋期の植え付け時期となります。植え付けの一か月前を目安に、植穴の準備をしましょう。直径100~150㎝、深さ50㎝の植穴を準備し、完熟堆肥、ようりん 、苦土石灰を土と混ぜておきましょう。●植え付けの手順①傷んでいる根を取り除き、殺菌剤で消毒する。②苗木の根は、根本を高く、根先を低く四方に広げる。②植え穴を深めに掘り、深植えとせず接木部分が地上に出るようにする。③苗木の先端を、地面から30~40㎝(ぶどうは20~30㎝)の所で切り返す。④支柱を立て、苗木が風などで揺さぶられないように固定する。⑤植付け後は、たっぷり灌水をする。※柿は特に根が弱いので植え付け時は注意してください。ぶどう【休眠打破】 施設栽培では、12月10日頃に処理を行うのが効果的です。 デラ  CX-10 20倍 大粒系 CX-10 10倍(注意点)※年間の使用回数は1回です。※芽枯れ防止のため剪定後1週間以上間隔をあけてください。落葉果樹促すため11月~12月にかけジベレリンの50ppmを散布します。●寒さ対策 低温による苗木の枯死を防ぐためパスライトやワラを樹体へ巻き付け保温します。パスライトを利用した苗木の防寒(ホッチキス止め)土壌改良(深耕の方法)(b)条溝方式1年目1年目1年目1年目2年目3年目4年目樹幹5年目(a)タコツボ方式1年目2年目3年目4年目5年目樹幹8【JAミックス・ベジタブル】FMおのみち79.4MHzにて、毎週金曜日午前10時半からJA尾道市管内の旬な情報をお届けしています。

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