ええJAんおのみち12月号385
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お正月の作法講師:滝井ひかる イラスト:MDRデザイン事務所お正月は一年の大きな節目。親戚付き合いや来客の対応などに追われる特別な時期でもあります。マナーや礼節を学んで、新しい年を気持ち良く迎えましょう。 新年に招かれたら、約束の時間より早く着き過ぎると相手に迷惑を掛けるので気を付けましょう。家に上がる場合は、玄関に入る前にコート類を脱ぐのが正式な礼儀です。挨拶(あいさつ)だけで帰るなら着たままで。コート類を脱いでいると、家に上がっていくのかな、と相手に気を使わせてしまいます。靴を脱ぐときは、そのまま前向きに脱いで家に上がります。上がってからは人にお尻を向けないようにしゃがんで、靴の向きを変えます。冷蔵や冷凍品のお土産はその旨を伝えて玄関先で渡し、それ以外のお土産は部屋に通されてご挨拶をするときにお渡しします。「お年賀」の熨斗(のし)紙は1月7日(地域によって15日)まで。 保存の効く縁起の良い物をいただきます。三つざかなとして「黒豆・数の子・ごまめ(関西ではたたきごぼう)」が欠かせません。まめまめしく(勤勉で健康)、魔を滅する黒豆。子孫繁栄の数の子。田作りともいうごまめや、たたきごぼうで豊作を願います。学業成就のだて巻きやだし巻きは巻物に見立てて。おめでたい鯛(たい)や、腰が曲がるまで長生きしますように、とのエビ。お金がたまるようにと、きんとん。先を見通せるレンコンの煮物や酢バス。紅白なますや昆布巻きなども「お重」に入れて、喜びを重ねます。 生け花アレンジメントでは、若松・南天・千両・葉ボタン・菊・柳などを生けるとぐっと新年らしくなります。季節の蔬菜(そさい)を飾って縁起を担ぐのもお勧めです。大きな柑橘(かんきつ)類で「大吉」。柑橘の橘(きつ)は「吉」(きち)と音が通じることから、大きな柑橘は新年が「大吉」でありますようにという祈りもあります。「ふじリンゴ」「タカノツメ」「ナス」で、「一富士二鷹(たか)三茄子(なすび)」で縁起のいい「初夢」を表すなど。七草の寄せ植えは、見ても食べても楽しめます。しめ縄も近頃はモダンなリース型になっています。お正月飾りは、12月28日までか30日に済ませましょう。29日は「苦飾り」といって縁起が悪く、31日は「一夜飾り」といって神様に失礼に当たります。1月7日(地域によっては15日)に下げます。和文化講師:滝井ひかる(たきい ひかる)季節や年中行事に沿って和文化を幅広く楽しむ和のおけいこレッスン(煎茶道・生け花・マナー・年中行事・茶葉料理・室礼・香道・着付けなど)、NPO主催「世代や国を超えて楽しむ日本文化」講演、教育委員会主催「家庭で楽しむ季節の行事」講座など、幅広く「和」を広げる活動を展開。「和文化.net主宰」 https://wabunka.net/新ご年挨の拶新飾年りの付けおせち料理の豆知識6(因島営農センター)☎0845-22-2252  (世羅営農センター)☎0847-22-1173(甲山営農センター)☎0847-25-5035  (世羅西営農センター)☎0847-37-7100

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