ええJAんおのみち6月号391
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選果の様子出荷される大玉トマト大玉トマト桃太郎ヨークの出荷始まる部会地域のお便りをお届けします。北から 南から JA尾道市トマト部会(向島)は5月8日(金)、大玉トマト「桃太郎ヨーク」の出荷が始まり、向島営農センター選果場内のトマト選果機での選果を行いました。 県内4市場への出荷が本格化するのは5月末頃で、6月末までの約1か月間が出荷のピークとなります。今年も毎日出荷(休市対応あり)を行う予定です。規格は12玉から28玉入りまでの4㎏箱がメインで、ピーク時には日量1, 000ケースを超える出荷があり、ほのかに赤みのついたトマトの選果、箱詰め作業に追われています。その他にも、マーケットインへの対応や生産者収益の向上を目的に、色濃く熟れた食べ頃のトマトを手提げ袋に入れた規格の出荷にも力を入れていきます。 向島センターの岸田高幸営農指導員は「天候も良く、目立った病害虫被害も出ていない。今年も品質の良い大玉トマトの出荷が見込まれます。」と話していました。 JA尾道市因島柑橘部会は、5月中旬から貯蔵レモンの出荷を開始しました。 貯蔵レモンは、昨年12月から今年1月に収穫出荷されたレモンを因島柑橘集出荷センターで1つ1つ個装し、冷蔵貯蔵したものを選果し出荷します。この出荷方法は2018年から取り組みを行っており、当初は国産レモン端境期にあたる夏場の6月から出荷する予定でしたが、市場からの要請を請け、前倒しの出荷を決めました。選果作業はすべて手作業で行われ、等階級別に分けられ、品質の良いレモンが出荷されます。 市場価格は1㎏当り約550円と、通常単価の倍近い価格で取引されていて、同部会は今年度、約10トンの貯蔵レモンを、関西方面の市場に出荷する予定です。 JA広島果実連の後藤崇利技師(JA因島営農センター駐在)は「貯蔵中の商品ロスはほとんどなく良好。貯蔵レモンの取り組みは出荷の平準化や生産者の所得向上だけでなく、寒波被害防止対策にもつながる。今後を見据え、長期的に貯蔵レモンの取り組みを行い、レモンの安定生産出荷と更なる生産者所得向上につなげていきたい。」と話していました。貯蔵レモン選果の様子貯蔵レモン出荷開始部会【キャッシュカードを紛失されたら】直ちに下記までご連絡ください。(営業日につきましては発行された本店・支店・出張所窓口へ)(夜間18:00~21:00、土曜8:45~20:00、日祝日8:45~19:00 0120-577931)10

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