ええJAんおのみち8月号393
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 令和3年9月7日(火)から8日(水)にかけて、全国カンキツ研究大会が広島で開催されます。因島管内が産地視察コースに推薦されているため、7月16日に因島視察準備委員会が設立されました。視察場所として因島中庄町仁井屋新開にある岡野慎悟さんのいしじ主幹形園地約50aをメインにはっさくゼリーなども6次産業化成功事例として紹介する予定です。 これから約1年をかけて全国のカンキツ生産者を迎え入れる準備をしていきます。全国カンキツ研究大会準備委員会 JA尾道市の特産品の一つである八朔を使用した、因島の「はっさくシャーベット」は7月、ラベルのデザインを一新し本格販売を開始しました。 はっさくシャーベットは、はっさくゼリーをより美味しく食べる方法はないかと、シャーベット専用商品として開発し、令和元年度に数量限定で発売されました。凍らせて食べても八朔本来の苦みと酸味は変わらず、シャリシャリの歯ごたえが美味しいと特に若い世代に人気の商品で、新しい尾道のお土産・贈り物にもおすすめとなっています。 JA尾道市は、昨年度約413万個を売り上げたはっさくゼリーを中心に力を入れ、今回新商品のはっさくシャーベットの本格販売を行い農業者所得の向上を目指します。ラベルを一新した因島のはっさくシャーベットはっさくシャーベット ラベル新たに本格販売JA全国カンキツ研究大会広島開催に向け準備開始! 広島県農業技術センター果樹研究部は、14年の研究開発の結果、病気にも強く柑橘が品薄となる4月~6月が食べ頃の晩柑柑橘の新品種「瑞季」を全国に普及するため、因島営農センターで試食会を開催し、11名の生産者が参加しました。 最初に、広島県農業技術センターの金好純子研究員より説明があり、「瑞季」は、種子親を「水晶分担」と花粉親を「サザンイエロー」(谷川分担×無核紀州)として育成した交雑品種で、きれいな黄色で爽やかなブンタンの風味が特徴。糖度が11~12度で種が少なくカットフルーツに向く食べ易い特性を持っています。隔年結果が少なく、かいよう病にも強く、トゲも少ないため管理が容易で、寒さもレモンよりも強いのが特徴です。 参加した柑橘部会員からは、「地形的には、どの「瑞希」の試食をする柑橘部会員柑橘新品種「瑞みずき希」試食会開催ような場所が良いのか。」「防除は、通常の晩柑類と同じなのか?」など技術面についての質問がありました。試食会では、「瑞季」と「河内晩柑」を食べ比べ、参加者は、「おいしい」「甘い」などの感想を口々にしていました。 また、「カットフルーツに向くという事で、需要があるのでは?」と期待を込めていました。JAJA11【ふれあいセンター】まごころ込めて心に残る葬儀をお手伝いさせていただきます。葬儀、搬送車のご用命は0120-560948(24時間受付) 「やすらぎ会館東尾道」(☎0848-46-1150)「やすらぎ会館みつぎ」(☎0848-77-0848)「やすらぎ会館せら」(☎0847-25-0025)

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