ええJAんおのみち8月号393
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家庭菜園 夏の盛りとなり、連日暑い日が続いているものと思います。日中の作業は控えるようにしましょう。【夏野菜から秋冬野菜へ】 夏本番の8月ですが、夏野菜から秋冬野菜への、切り替え作業を行う時期となります。次の暦を参考に作付け計画を立て、作業が遅れないように注意しましょう。①夏野菜の片づけ トマト、キュウリ、カボチャなどはお盆を目安に片づけを行います。茎を根元で切り1週間ほど夏の暑さに当ててやると、乾燥して体積も減り扱いやすくなります。畑の外で処理しましょう。中途半端な状態で畑に残すと虫や病気の温床になってしまうので注意しましょう。②土づくり 雑草や前作の根などを取り除いた畑に、1㎡当たり堆肥2㎏、石灰資材を100~200gを基準に、植付け1カ月~2週間前までに施します。植付け1週間前に基肥を1㎡当たり150g基準で施します。 ダイコンやニンジンなどの根菜類を植える場合は、より深く耕して根が伸びやすい環境を整えてやりましょう。③種まき・育苗 春植え野菜と違い秋冬野菜は定植後、気温は下がっていきます。種をまくのが1日遅れたら収穫が1週間遅れるといわれるほど、初期生育の差が大きく出ます。作物ごとの適期に植え付けられるよう、計画を立てるのが大切です。●ポイント 畑に直接種をまく際は、なるべく平らに仕立て生育が揃うようにします。 ニンジンやレタスは種に光が当たらないと発芽しないという性質があります。覆土は薄くするようにしましょう。 生育初期に夕立などに合うと種が飛び散る、芽が枯れるといった被害が出ます。もみ殻や寒冷紗のベタがけで雨から守ってやりましょう。 また、盆明けから秋にかけては、害虫の多い時期でもあります。何もしなければ必ず被害を受けてしまいます。寒冷紗などでトンネルを仕立て、その中で育てるのが賢明です。生長を見越し余裕を持って仕立てるのと、裾が捲れないようにするのがポイントです。覆土が均一でないので、発芽が不揃いになる。②くわなどで幅5cm程度のまき溝を浅くつける。⑥夏は白寒冷紗などで覆っておくと、雨で叩かれたり鳥害を避けられる。③タネまき前に十分水をやる。④タネは厚まきにならないように。⑤1cm程度の覆土をした後、水やりしておく。※まき溝は凸凹のないようにつける。・凸凹がひどいとタネが均一にまけない。・覆土が均一にしにくい。子葉展開時、込みすぎた所や発芽遅れ、徒長したものを間引く。徒長株発芽遅れ込みすぎ残す株はガッチリしているもの。9【農産物直売所 ええじゃん尾道 尾道店・向島店】地域の“旬”と“うまい”をお届けします。尾道店☎0848-55-9048午前9時から午後6時まで営業 向島店☎0848-20-6008午前9時から正午まで営業

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