ええJAんおのみち9月号394
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(因島営農センター)☎0845-22-2252  (世羅営農センター)☎0847-22-1173(甲山営農センター)☎0847-25-5035  (世羅西営農センター)☎0847-37-7100 水 稲 現在、北部地域では、早生品種の刈取を迎えております。 10月に入ると南部地域の中生・晩生品種を中心に刈取りの最盛期を迎えます。 刈取作業では安全に効率良く作業を進めましょう。【ウンカ警報発令】 広島県全域に、8月13日付でトビイロウンカの警報が発表されています。警報の発表は、平成10年以来、22年ぶりとなります。 8月末に行った、管内の圃場調査では、南部地域において、要防除水準(株あたり5頭以上)を大きく上回る頭数の発生を確認いたしましたので、圃場によっては坪枯れ被害の発生が予想されます。坪枯れが発生し、被害面積が拡大すると、大規模な減収となる恐れがあります。 南部地域の中生以降の品種については、要防除水準を上回る発生が確認された場合、トレボン粉剤DL(4㎏/10a)またはスタークル豆つぶ(250g/10a)で、追加防除を行ってください。 さらに、株あたり50頭を超えるような大量発生が確認された圃場では、上記薬剤を併用(トレボン粉剤DL散布3~5日後にスタークル豆つぶを散布)し、防除効果を高める必要がありますので、発生状況により防除を行ってください。 トビイロウンカは基本的に株元付近に生息しますので、粉剤や液剤で防除を行う場合は、薬剤が株元に届くよう散布してください。 なお、収穫時期に近い防除となる為、使用する農薬の使用基準(使用時期・使用回数等)を必ず確認してください。【2年産米の振り返り】 米づくりも刈取りから乾燥調整へと終盤を迎え、収量や品質の結果でこの一年の栽培を振り返える時期となりました。 今年は、梅雨が長引き、出穂のばらつきが発生した圃場や、ウンカやカメムシの被害により追加防除が必要になった圃場、ヒエ等の雑草の発生による除草管理等に苦慮された方がおられるかと思います。このような状況において、十分な収量・品質が確保できたのか、また、各生育段階で適切な栽培管理ができたかを振り返り、今後の課題を見つけ出すことは、とても重要なポイントです。 収穫した玄米をチェックし、本年度の栽培の反省と、来年度に向けての対策を見つけ出すことが、水稲を安定栽培するための、新たな第一歩となります。 10月はみかんの着色期に入ります。果実の着色には気温が大きく関係しています。品種により着色スイッチが入る温度が違い極早生では最低気温20度、早生では18度が一つの目安となります。着色の早い年は、果実肥大が早く停止します。今後の気象予報をみながら作業計画を組み立てましょう【中晩柑類・みかんの仕上げ摘果】 売れる等階級に仕上げるため仕上げ摘果を徹底しましょう。小玉果・傷果中心に摘果します。 本年度は夏の高温により、日焼け果が多発しています。日焼けした部分は果汁が少なくス上がっているので、着色し見分けにくくなる前に摘果しましょう。 柑 橘営農情報9月September今月の栽培ポイント●東尾道営農センター ☎0848-56-1231●尾道北営農センター ☎0848-29-9611●御調営農センター  ☎0848-76-2242●向島営農センター  ☎0848-44-2106●因島営農センター  ☎0845-22-2252●世羅営農センター  ☎0847-22-1173●甲山営農センター  ☎0847-25-5035●世羅西営農センター ☎0847-37-7100詳しくはお近くの営農センターへお問い合わせください。トビイロウンカ長翅型成虫短翅型雌成虫坪枯れ被害品種目標階級9月20日9月30日八朔L以上7578デコポン2L以上6065はるみL以上5762レモンM以上4649いしじS未満4750摘果基準単位:mm6

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