ええJAんおのみち10月号395
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【キャッシュカードを紛失されたら】直ちに下記までご連絡ください。(営業日につきましては発行された本店・支店・出張所窓口へ)(夜間18:00~21:00、土曜8:45~20:00、日祝日8:45~19:00 0120-577931)【ソラマメの栽培】 ソラマメは収穫後、急激に鮮度が落ちていきます。採れ立ての味は、家庭菜園ならではの楽しみです。10月に種をまき、3月頃から収穫を行います。 ソラマメは発芽しにくく、直まきの場合は欠株が多くなります。一ヶ所に複数まいて間引きを行う方法もありますが、一粒当たりの種代を考えると勿体ないので、ポットで育苗するのがおススメです。●育苗 9㎝ポリ鉢に用土を詰めます。発芽を促進するために、種を水に一昼夜浸漬して吸水させます。長時間浸漬するとかえって発芽が劣るので注意しましょう。ポリ鉢にタネのヘソ(おはぐろ)の部分を下向きにして種まきします。発芽後、本葉が2枚展開したら畑に植え付けます。●畑の準備 堆肥と石灰を施した圃場に、1㎡当たり100~150gの元肥を施します。 定植適期の苗を30~40㎝間隔で定植します。その後は2月頃まで追肥の必要もありません。冬に入るまでに本葉が5枚を超えてくると、寒さに弱くなるので、種をまく時期には注意しましょう。【タマネギの栽培】 10月中旬から11月上旬にかけて、早生のものから順番に苗を定植していきます。●畑の準備 植え付け2週間前に、10㎡当たり熟成堆肥20~30㎏、石灰1.5㎏。植付け1週間前に元肥1.5㎏を基準に施用して耕起させます。畦は2条植えで約80㎝幅、4条植えで約120㎝に仕立てます。 秋まき栽培における植え付け苗の大きさは早生品種で、太さ6~8㎜、1本重6g程度。中・晩生品種で太さ5~7㎜、1本重5g程度が適当です。 概ね割箸くらいの大きさを基準にしてください。これより大きい苗を秋に植えるとトウ立ち株が多くなります。逆に苗が小さ過ぎると収量が落ちてしまいます。 収穫期の畑を見渡して、全体の一割程度トウが立っているような状況が、収量的にはベストです。●管理 植え付け後、防寒と乾燥防止を兼ねて、もみ殻を条間や株間にまきます。マルチ栽培も有効です。土があまりに乾燥している場合は、暖かい日の午前中にたっぷり灌水します。追肥については定植後一カ月経ったころに、10㎡当たり500g施します。以降の追肥は年明けの2月以降になります。【葉物野菜の栽培】 ホウレンソウ、小末菜、春菊などの小型の葉物野菜や、二十日大根などはまだ種まきが可能です。害虫も減っており比較的作りやすい時期なので、畑に空いた場所があるのなら挑戦してみてください。 葉物野菜は株ごと引き抜くのではなく、外葉を千切るように収穫すれば、長期間の収穫が可能です。直径9cm鉢(ポリポット)本葉2枚の苗を植える。種子の一部が鉢土表面に見え隠れする程度に覆土する。タネはヘソ(おはぐろ)を斜め下にして床土に差し込む。直径9cm鉢(ポリポット)排水のよい培土(床土)を入れる。鉢土の上に切りわら(干し草)を敷く。❶植え付け適期の苗の大きさは直径5〜8以下、草丈25〜30である。株元の直径が10以上の苗は抽苔しやすい。❷植え付けの深さは2.5cm程度とする。これより浅いと冬季の土の凍結によって苗が浮き上がり、根が切れたり乾燥したりして枯死する。逆に深いと球の肥大が劣る。25〜30cm5〜8mm2.5cm1.2m程度の畝を立て10〜12の間隔に3〜4条に植え付ける。10

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