ええJAんおのみち10月号395
17/20

健康だよりよい睡眠がとれていますか?~睡眠時無呼吸症候群について~ 人生の約1/3を占めている睡眠ですが、質のよい睡眠がとれていますか。睡眠は心身の疲労回復や免疫力のアップ、成長を促す、精神面が安定する等の効果もあるといわれています。 もし、十分な睡眠時間をとっているのに昼間の眠気や、起床時に倦怠感や頭痛があるならば、睡眠時無呼吸症候群の症状かもしれません。睡眠時無呼吸症候群とは、肥満体の人、首が短く太い、顎が小さいなどが原因で、気道が閉塞して睡眠中に何度も呼吸が止まった状態(無呼吸)が繰り返される病気です。病気について1大きないびきをかく、睡眠中に呼吸が止まっていると指摘されたことがある、起床時の頭痛やだるさ、日中とても眠い等の症状がある、併せて高血圧や不整脈などの循環器系の障害、呼吸器系の障害などの合併症も引き起こす事があります。また、日中の眠気のため居眠り運転や仕事にも影響を及ぼす場合もあります。症状について2自宅で就寝時に口と鼻と指に機器のセンサーを取り付けて呼吸や酸素濃度を測定する検査や、一泊入院で脳波や呼吸・睡眠状態を調べる詳しい検査等があります。検査について3鼻に取り付けた専用マスクから、気道に空気を送り込み、気道を広げて呼吸の通りを確保するシーパップ治療や、就寝時に口の中に装着するマウスピースなどがあります。治療について4肥満の防止や改善、禁煙、就寝前の飲酒を控える、抱き枕を利用して横向きに寝る等の就寝時の姿勢の工夫も効果があります。予防について5●お問合せ先JA尾道総合病院 健康管理センター(13~16時 0848-22-8111代)健康管理センターでは、健診のオプションとして簡易検査を実施しています。お気軽にお問合せください。(費用7000円税別)簡易検査について6JA尾道総合病院 保健師吉原 優子17【AアグリートGREAT】産地と消費者を結ぶ、JA尾道市がお届けする「農」と「食」マガジン、アグリート。各支店・営農センター・ええじゃん尾道などで最新号を無料配布しています。

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る