ええJAんおのみち2月号399
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 ノコを使い大きい枝から抜いていくことがせん定のスピードアップに繋がります。 また、樹高の高い樹は作業性の向上のため樹高短縮を実施しましょう。【防除】●ハダニの防除 冬マシン油をしてない園地では高度精製マシン油乳剤80倍を散布しハダニの初期発生を抑えましょう。カイガラムシ多発園で冬マシンが出来なかった園地ではアプロードフロアブル1000倍を混用散布しましょう。散布時は発芽促進目的で尿素300倍を混用しましょう。●かいよう病防除 レモンなどかいよう病のつきやすい品種はICボルド66Dを必ず散布しましょう。マシン油と14日程度あける必要がありますので計画的に散布しましょう。●クワゴマダラヒトリ(毛虫) 多発園は新芽や花を食害されるので防除が必要です。●除草 地温の上昇と春肥の吸収率を高めるため実施しましょう。毛虫が下草へ付いている園地では、毛虫を駆除してから除草しましょう。【春肥の施用】 春肥は春芽の充実や緑化促進など初期成育に必要な肥料です。予想収量に応じ適量施肥を心掛けましょう。●灌水 苗木は降雨が無い場合適宜灌水しましょう。 また、レモン園では3月の乾燥は不完全花の発生を助長するので、降雨が無い場合は灌水を実施しましょう。の発生に注意しましょう。●はるか はるかは3月から出荷がスタートします。出荷までに予措を7%程度かけることが重要です。 予措不足の場合は引き続き通気性のある場所で予措を行ってください。予措後は貯蔵庫で妻面を開けた新聞紙囲いで貯蔵しましょう。 【せん定】 せん定作業に入る前に密植園では間伐を実施しましょう。 せん定は暖かい園地から始めてください。せん定の順番はネーブルや豊作が予想されるみかんから取り掛かりましょう。 柑橘類は前年の春芽が結果母枝となります。(デコポンは前年の夏芽)せん定で前年の春芽を落とし過ぎると着花が少なくなりますので注意してください。せん定による除葉率は中晩柑で2割までが基本です。 みかんは横枝を長めに(手でさわって下がる程度)取ると糖度の高い、美味しい果実ができます。本年度は不作年に当たる園地が多くあります不作が予想される場合は、、花が確認できる4月下旬ころからせん定しましょう。 中晩柑類は横枝を固め(手でさわって下がらない程度)にすると大きな果実を作ることができます。ただし、八朔で横枝を縮め過ぎると果実のキメが荒くなるので注意してください。開心自然形モデル樹(写真は八朔)作業性を高めるため樹高を〇の部分(第一亜主枝)に果実を多く着果させる。剪定で一番に切る枝は①強い返り枝!①強い返り枝を切ると、薬剤がかかりやすくなります。みかんの花が着く枝:結果母枝(前年発生した春枝)果梗枝:本年新梢(来年の結果母枝)が発生する場所落葉果樹【共通管理・水分管理】 落葉果樹の根は、発芽の1ヶ月前ごろより伸長を始め、発芽・展葉・開花にそ7【営農相談】農業に関することなら専門的なことから家庭菜園まで、お気軽にご相談ください。JAは、新たに農業を始められる方も支援しています。(東尾道営農センター)☎0848-56-1231 (尾道北営農センター)☎0848-29-9611 (御調営農センター)☎0848-76-2242 (向島営農センター)☎0848-44-2106

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