ええJAんおのみち4月号401
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パシャ地域のお便りをお届けします。北から 南からひ」や「はるか」など種類を袋に記入していました。 この博覧会について岡田修作会長は、「昨年は、コロナ禍で中止したが、6回目を開催することが出来て良かった。尾道にも多くの種類の柑橘が栽培されていることや柑橘の美味しさなど多くの方に知って頂きたい。」とほほ笑んでいました。 展示では、広島県が開発した新品種「黄宝(きほう)」が人気で、多くの生産者が興味深く技術員の説明に聞き入っていました。 「黄宝」は、「大橘(パール柑)」を種子親とし、「しらぬひ」の花粉を交配した品種で、「しらぬひ」に似た大玉形状で果皮は手で剥くことができ、ほろ苦くブンタンのような爽やかな風味が特徴で4月下旬以降に食べ頃となる品種です。 山波町の柑橘農家で作る山波フルーツ友の会(SFA)とJA尾道市は3月6日(土)、広島県技術指導所OBで作る「広島みかん勝手(買って)連」の協賛のもと、広島県内の柑橘を広く知ってもらおうと「尾道かんきつ博覧会2021」をJA尾道市経済事業本部内の東尾道営農センターで開催しました。 開始前より多くの来場者で賑わい、広島県内でできる35種類の柑橘の展示品に見入っていました。また、即売会も開催され、今が旬の「しらぬひ」「はるか」など約1トンを販売しました。来場者は、「東北の親戚に珍しい柑橘を送ってあげる」と「しらぬ JA尾道市桃部会の大前章さんが栽培するハウス桃の花の授粉作業が3月9日(火)、高須町にある園地でピークを迎えました。 県内一の桃の生産量を誇る桃部会は、会員数56戸、面積約7ha(うち施設栽培0.5ha)で「日川白鳳」「あかつき」「赤宝」など6品種を栽培、出荷しています。 今回授粉作業を行ったのは、3月6日頃に満開を迎えたハウス栽培の早生品種「日川白鳳」で、色づきが良く果汁もたっぷりで、糖度も12度以上と甘いのが特徴です。ハウス栽培は風や虫が花粉を運んで授粉する露地栽培と違い、人の手による授粉作業が必要となります。生育は良好で、今年は例年より5日ほど早く満開を迎えました。 大前さんは「栽培は1年先、2年先の事を考えて管理をしている。部会で栽培管理を統一し、消費者へおいしい桃を届けたい。」と期待を込め、柔らかいハタキで丁寧に授粉作業を行いました。 桃部会の山田清部会長は「尾道を桃の産地として盛り上げることで、所得向上をはじめ新規就農者の増加に努めたい。」と思いを話しました。 桃の出荷は6月上旬から始まり、令和3年度は約50tを県内市場に出荷する計画です。丁寧に授粉作業を行う大前さん色々な柑橘を買い求める来場者(尾道市東尾道で)ハウス桃の花満開授粉作業ピークを迎える尾道かんきつ博覧会2021華やかに開催部会JA10【キャッシュカードを紛失されたら】直ちに下記までご連絡ください。(営業日につきましては発行された本店・支店・出張所窓口へ)(夜間18:00~21:00、土曜8:45~20:00、日祝日8:45~19:00 0120-577931)

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