ええJAんおのみち4月号401
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●ジベレリン処理 展葉始めからの日数・展葉枚数等を参考に、花穂の進み具合をみながら処理をしていきます。特に、ジベ処理前後1週間の気象条件(温度・日照)が花穂の進みや実止まりに大きく影響しますので、注意して作業してください。●房づくり 果実肥大促進のため早めに摘粒を行い、1房当たりの着粒数を適正になるようにしてください。もも【摘果】 満開後40日頃から本摘果を行います。・葉数による摘果の目安 早生…1果あたり40枚 中生…1果あたり50枚 晩生…1果あたり60枚・枝による摘果の目安 短果枝…5本に1果 中果枝…1本に1果 長果枝…1本に2果※急激な摘果は生理落果(核割れ)の原因となるので注意してください。 摘果した果実は病気の原因となるため、園外へ持ち出してください。 乾燥が続く場合は灌水を行いましょう。●注意する病害虫 アブラムシ類、モモチョッキリゾウムシ、ケムシ類、カイガラムシ類、せん孔細菌病、灰星病、黒星病、うどんこ病、果実赤点病なし●灌水 開花から45日間が細胞分裂期にあたります。この期間の乾燥は小玉果の原因になりますので、乾燥させないように灌水をしっかり行ってください。●摘果 果実肥大を目的として、変形果・病害虫被害果などを中心に摘果します。一度に終わらせようとせず、開花後数回に分けて行ってください。いちじく 新梢伸長期に入ります。●芽かき いちじくは、すぐに樹冠内部が過繁茂になり、日照不足になってしまいます。熟期の遅れや着色遅れを引き起こすので、定期的に園内を回り、残す枝は1㎡当たり4~5本程度を目安に実施しましょう。●ねん枝・誘引 若木など樹勢が強い樹では、新梢が立ち気味になるため、樹形を整えるためにもねん枝・誘引を行いましょう。 また、主枝・亜主枝が直接日射を受けると、枝・幹の日焼けを引き起こすため、影になるよう誘引ヒモなどを使って誘引しましょう。●灌水 土壌の乾燥は、生育不良の原因となり落葉果樹【共通の管理】 今年は生育が例年より早く進んでいるため、管理作業が遅れないようにしましょう。【果実の肥大期(細胞肥大期)】 多くの落葉果樹が果実肥大期にあたります。開花から約40日間は果実の細胞数が増える期間です。 貯蔵養分を無駄にしない為にも、房作りや摘粒(ぶどう)・摘果(桃・柿・梨)など着果量の調整は早めに行いましょう。これが、高品質生産のポイントになります。ぶどう 【新梢伸長期~ジベ処理期~開花期)】●誘引 新梢の先端を下げることによって、果房に流れる養分の量を増やし果粒肥大を促進させる効果があります。生育の早い新梢から順に誘引しましょう。●敷ワラ 早く敷くと地温が上がらず、ほう芽が遅れ霜害を受けやすくなるので、霜の心配がなくなってから敷いてください。切り接ぎ 切り接ぎは主枝を切り詰め接ぐ方法です。そぎ接ぎと剥ぎ接ぎがあります。そぎ接ぎは技術が必要ですので剥ぎ接ぎをお勧めします。4月下旬ごろから皮が綺麗に剥げますので剥ぎ接ぎが可能となります。 5月上旬を過ぎると活着が悪くなるので注意してください。【花肥料の施用】 4月下旬から5月上旬にかけ花の多い園地では硫安を10アールあたり20㎏施用しましょう。【温州ミカンの摘蕾】 花の多い樹では蕾が小豆大になったころから摘雷を実施すると次年度、果実が成る枝を確保することができます。新芽が発生している枝の周りを中心に蕾を落とします。【温州みかんの芽かき】 着花の少ない樹では、花周りの新梢と強い新梢を芽かきすることで着果促進を図る事が出来ます。【苗木の管理】 植え付け1か月後から肥料を施用します。フルーツ元気866の場合は1本の樹に一握り程度を10月まで毎月施用します。一度に多くやり過ぎると苗木が枯れるので注意しましょう。新梢が伸びている間は10日間隔で元気一番とアブラムシ・エカキムシの薬を混用散布します。8【JAミックス・ベジタブル】FMおのみち79.4MHzにて、毎週金曜日午前10時半からJA尾道市管内の旬な情報をお届けしています。

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