ええJAんおのみち5月号402
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健康だより 骨粗しょう症は、骨の強度が低下し、骨が脆くなり、骨折しやすくなる病気です。 初期の段階は痛みなどの自覚症状がないことが多く、骨折して初めて骨粗しょう症がわかる場合があります。 寝たきり予防のため骨粗しょう症を予防しましょう。 適度な運動は、骨に刺激を与えてカルシウムの沈着を促進してくれます。骨の強さを測定し、健康で長生きできる生活をしましょうJA尾道総合病院健康管理センター内海 麻弥香骨粗しょう症についてカルシウムを多く含む食品や吸収を助ける栄養素を積極的に摂りましょう。1運動(1日30分程度のウォーキングやストレッチ)で足腰の筋力の維持に努めましょう。2 JA尾道総合病院では、最新鋭の骨密度測定装置を設置しております。脊椎と大腿骨の骨密度をレントゲンで測定します。測定時間は10分程度で痛みはありません。また、高精度な解析を迅速に実行し、骨粗しょう症の予防や診断に取り組んでいます。●特に検査をお勧めする方閉経後の女性、小柄で痩せている、偏食が多い、過度なダイエットをしたことがある、運動不足、喫煙、過度な飲酒、骨折をしたことがある、肝臓や腎臓の病気、甲状腺機能亢進、胃を切除した方、ステロイドを長期服用したことがある方牛乳・乳製品スキムミルク海藻・小魚大豆製品カルシウムを多く含む食品カルシウムの吸収を助ける栄養素塩分・アルコール添加物の多い製品(ソーセージ・ ハム、カップ麺)摂りすぎに注意する食品 『人生100年時代』は、決して大げさではなくなりました。日本人の『平均寿命』は、男性79歳、女性86歳です。女性の半数以上が90歳まで長生きします。 一方で、寝たきりなどの介護が必要な期間は男女とも約10年ある時代です。骨が脆いと、転んだだけで脚の付け根の骨や、腕をついて手首の付け根の骨を骨折してしまい、寝たきりの原因になっています。骨密度を測定し、自分の骨の強さを知る事や運動することで、足腰の筋肉を維持することを日頃から心がけることが大切です。 『平均寿命』が延びたことは、たいへん喜ばしいことですが、自立した日常生活を送れる期間である『健康寿命』も少しでも延長したいものです。たんぱく質:肉、魚、大豆製品、卵(たんぱく質に含まれるアミノ酸が吸収を助けます)ビタミンD:さけ、いわし、納豆、干ししいたけ、      きくらげ等 (ビタミンDは、紫外線にあたることで皮膚でも形成されます。 冬場は1時間程度、夏場は木陰で、30分程度戸外で過ごすようこころがけましょう。)ご予約は、JA尾道総合病院 健康管理センター☎0848-22-8111(代)(13:00~16:00)までご相談ください。また、健診当日でも追加できます。追加をご希望の場合は、窓口でご相談ください。14【自動車共済契約をされている皆さまへ】万一、事故に遭われたときは下記までご連絡ください。JA尾道市の最寄りの本店・支店・出張所または、JA共済事故受付センター 0120-258931(365日24時間受付)

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