ええJAんおのみち7月号404
10/20

下のマルチング等を行ってください。●樹勢回復 収穫終了後すぐに、速効性の肥料を施用して灌水を行い、樹勢の回復をはかってください。(S604を20/10a) また、病害虫防除を行い葉を健全に保ちましょう。 灌水は、収穫終了後も定期的に行ってください。【ハウス栽培ピオーネ・露地栽培デラウェア】●収穫 いよいよ収穫期です。収穫は果実温度の低い早朝に行ってください。 出荷される方は、酸抜けに注意して適熟果の収穫を心がけ、商品として責任の持てる果実を出荷しましょう。●水分管理 着色期から収穫期にかけては、やや乾燥気味に管理を行ってください。●裂果対策 裂果対策は万全ですか? 排水溝や樹冠下のマルチング等を行ってください。【露地栽培ピオーネ】 トンネルのビニールは温度が上がりすぎ着色不良の原因になります。袋掛け後早めに除去して防除をしてください。 着色が始まってからは、やや乾燥気味に管理を行ってください。 大粒系のぶどうではベト病に気を付けてください。発生が見られた場合は早めに防除してください。もも 収穫が終了した樹は、果実生産に栄養を消耗させており弱っています。礼肥を施用し(硝酸入り化成肥料S604を20/10a)、灌水もしっかり行い、樹勢の回復をはかりましょう。 次年度の貯蔵養分を蓄えるために、葉を樹にできるだけ長くつけておけるよう防除を徹底し、葉を大切にしましょう。 乾燥が続く場合は灌水を行いましょう。●注意する病害虫シンクイムシ類、カイガラムシ類、さび病なし●新梢管理 徒長枝は日当たりを考慮して込み合うようなら、誘引やねん枝を行ってください。 樹勢が弱っている樹の夏季剪定は、樹の内側の込み合った部分を整理する程度にしてください。葉数が少なくなると光合成量が少なくなり、樹にとっては致命的なダメージとなります。●水分管理 ナシは水分が多いほど大きくなります。乾燥させないように定期的にしっかり灌水を行ってください。いちじく●新梢管理 枝が密生して樹冠内部が混みすぎていると、葉による傷果、日照不足による着落葉果樹ぶどう【ハウス栽培デラウェア】●裂果対策 裂果対策は万全ですか?排水溝や樹冠温18度を切る(10月中旬)頃から下位等級品を摘果しましょう。【病害虫防除】  フロアブル剤は使用の際は良く振ってから計量してください。●サビダニ サビダニの被害を防止するには7月・8月の薬剤散布が特に重要となります。防除暦に従い薬剤を丁寧に散布しましょう。7月はダニカット乳剤、8月はダニエモンフロアブルを使用してください。園内の果実が成っていない樹にもサビダニは寄生していますので防除が必要です。●ミカンハダニ サビダニ防除と同一薬剤での防除になります。●黒点病 散布間隔は累積降雨250もしくは散布後30日です。遅れないように散布しましょう。アビオンEを混用すると薬剤の残効が高まります。(8月は薬害事例があるので使用しないでください)●ヤノネカイガラムシ 8月が2回目の防除適期となります。散布ムラのないよう薬剤を散布しましょう。【日焼け対策】 猛暑の場合は日焼けが多発する可能性があります。陽光面に紙のガムテープを貼るか白色サンテなどを利用し日焼け防止を図りましょう。【除草】 雑草と養水分の競合を防ぐため、実施します。除草剤ごとの特徴をよく理解し使用しましょう。梅雨明け前頃にシンバー水和剤とバスタを混用散布すると長期間、雑草の発生を抑制できるので経営面積の大きい生産者にお勧めです。使用方法は担当技師へお問合せください。サビダニの初期被害果は茶色粉がふいたように見えます。サビダニ初期被害果商品名ラウンドアップマックスロードバスタ液剤シンバー水和剤効果移行型接触型土壌処理型特徴根まで枯らす。少量散布が可能。スギナ、ツユ草は枯れにくい。ラウンドアップで枯れにくい、ツユ草、スギナも枯れる。残効が長い。バスタと混用し使用する。除草剤の特徴褐さび病(葉)10【キャッシュカードを紛失されたら】直ちに下記までご連絡ください。(営業日につきましては発行された本店・支店・出張所窓口へ)(夜間18:00~21:00、土曜8:45~20:00、日祝日8:45~19:00 0120-577931)

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る