ええJAんおのみち7月号404
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パシャ地域のお便りをお届けします。北から 南から JA尾道市は今年度、手押し一輪車を電動化する「E-CatKit」の販売を開始しました。 一輪車電動化キットE-CatKitは、農家が所有する手持ちの一輪車のタイヤを取り換え、バッテリーなど簡易キットを取り付けることで電動化することができます。スピードは5段階で最高速度は10㎞、耐荷重は100㎏で登板性能は30度と、畑の急な勾配やでこぼこ道でも重い荷物を載せてスムーズに進むことができます。 開発を手掛けたのは東京都荒川区にある(株)CキューボレックスuboRex。寺嶋瑞仁社長が地元和歌山県のみかん畑でアルバイトをした際の収穫や運搬作業の経験から同商品を開発。昨年10月から販売を開始し、今年4月からは広島県の農家負担軽減を目的に、柑橘の産地である当JAとの連携を開始しました。 東尾道営農センター川ノ上雅弘センター長は「農家の負担軽減や作業の効率化を図ることができる。普及拡大に努めたい」と期待を込めました。獣被害対策として、昨年度から管内4地区目となりました。E-Cat Kitで試走する職員 6月9日(水)、百島町でイノシシ捕獲機の贈呈式を行い、関係者10名が参加しました。 百島町では、近年イノシシが急増し、島民数以上となっているとの声も聞かれ、空き家にイノシシが侵入する被害も続出しています。島内の安心安全を少しでも確保できればとJA尾道市が捕獲機3台を寄贈することとなりました。 式では、村上俊二常務が「多くの地域で鳥獣被害が多発しており、農業関係に止まらず多方面で報告されている。この寄贈で安全確保に少しでも寄与出来ればと思う」と挨拶を行い、目録を同町有害鳥獣捕獲班の京泉盛勇代表に手渡しました。 寄贈を受けた京泉代表は「同捕獲班は、イノシシ被害が出始めた2010年に立ち上げ、これまで450頭前後を駆除してきた。捕獲班の高齢化もあり怪我なども心配される中、捕獲機の寄贈により、安全に捕獲作業を進めて行ける」と感謝の気持ちを話されました。 当JAによるイノシシ捕獲機の寄贈は、JA共済連の地域貢献活動による鳥式へ出席した有害鳥獣捕獲班のみなさんとJA役職員手押し一輪車を電動化「Eイー-CキャットatKキットit」販売地域住民の安心安全確保を百島地区へイノシシ捕獲機寄贈JAJA12【はっさくゼリー】はっさく発祥の地、因島のはっさく一房がまるごと入ったさっぱりとした味わいのゼリーです。ご注文は「はっさくゼリーセンター」へ  0120-839041

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