ええJAんおのみち7月号404
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15農作業中のマダニの被害に注意しましょう 近年、イノシシやシカ等が中山間地域の過疎化の進展による集落と山林の境界が不明瞭になったことから、集落周辺や農耕地での生息数が増加しています。そのため、直接の農作物の被害の増加だけでなく、彼らに依存して生活しているマダニも集落周辺で増えていることから、農作業中のマダニの咬まれる事例も多くなっています。マダニから身を守るためにもしもマダニに咬まれたら服装に気を付けるマダニは肌の露出した部分や、ズボンのすそ、袖口、襟などの服の開口部から服の中に入り込み、吸血します。そのため、農作業時には肌を露出させないような服装と、服の開口部をふさぐことが鉄則です。❶服装 必ず長袖、長ズボンを着用し、靴は長靴(できれば膝までのもの)、作業用手袋を着用します。❷開口部をふさぐ ズボンのすそは長靴の中に入れ、上着の袖口も手袋の中に入れて服の開口部をふさぎます。また、襟もとも、タオルを巻くか、ハイネックのシャツを着用し、隙間をふさぎます。❸忌避剤の使用 作業する前には市販のダニ忌避剤(現在ディート、イカリジンの2種類の有効成分のものが販売されている)を使用する。❹家の中にマダニを入れない 作業服や上着はマダニを家の中に入れないよう玄関先で脱ぐ。また、作業着を脱ぐ前に、ガムテープで服に付着したマダニを取り除くのも有効です。❺作業就労後は入浴やシャワーでダニがつ いていないか確認することも大切です。 マダニに咬まれても自分で無理に引きはがさずに病院で取り除いてもらいましょう。 マダニは一度咬みつくと、3~7日間にわたり長期間吸血し続けます。その時無理に引きはがすとダニの一部が体内に残ってしまうので必ず病院に行って処置してもらいましょう。 マダニに咬まれてから発熱や嘔吐症状が出たらすぐに病院で診察を受けましょう。 マダニにかまれることで伝染する病気はバクテリアやウィルス等による10種類以上が知られており、中でも重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は重症化すると命にかかわる場合もあるため、咬まれてから6日〜2週間に発熱、下痢、嘔吐等の症状が出たときは必ず病院で診察を受けてください。1対処2対処首にはタオルを巻くか、ハイネックのシャツを着用しましょう。シャツの袖口は軍手や手袋の中に入れましょう。シャツの裾はズボンの中に入れましょう。農作業や除草などではズボンの裾は長靴の中に入れましょう。ハイキングなどで山林に入る場合は、ズボンの裾に靴下を被せましょう。半ズボンやサンダル履きは不適当です!NG15【車両事業廃止にかかるお知らせ】車両センターの事業廃止に伴い、「車検満了のご案内」につきましては、世羅営農センターからご案内させていただきます。

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