ええJAんおのみち9月号406
9/20

●管理 追肥は定植後30日が経過した頃に1㎡当たり40g施します。結球期に乾燥すると肥大が劣るので注意しましょう。秋口は害虫が非常に多いので、農薬を使わない場合は、必ずネットやビニールマルチ等で保護しましょう。【葉物類の栽培】 小松菜、チンゲン菜、春菊などは同じような方法で栽培できます。最終的な株間は作物ごとに異なるので注意しましょう。●畑の準備 堆肥と石灰を施した圃場に、チンゲン菜等の小型のものは1㎡当たり100~150gの元肥を施し、タアサイ等の大型の場合は1㎡当たり150~200gの元肥を施します。●播種と間引き 今回はすじ撒きを紹介します。幅70㎝ほどの畝を仕立て、植え溝を二本引き、二条植えにします。植え溝はなるべく平らに引きましょう。間引きについては図を参考にしてください。 ※タアサイ等の大型野菜の場合は株間をもっと広く取ります。●管理 追肥は発芽後20日が経過した頃に施します。結球する作物は、追肥が遅効きすると球割れに繋がるので注意しましょう。また、キャベツ同様にトンネル栽培が望ましいです。【ダイコン・ニンジンの栽培】●畑の準備 堆肥と石灰を施した圃場に、1㎡当たり150gの元肥を施します。●播種と間引き ダイコンは点撒き、ニンジンはすじ撒きにします。 発芽するまでは、もみ殻や寒冷紗などで夕立や台風から守ってやりましょう。 発芽したら、数回に分けて間引きを行い、本葉が5枚になる頃に最後の間引きを行います。ニンジンの場合、最終的な株間は12㎝が目安となります。●管理 追肥は間引きが終わった頃に施します。併せて軽く土寄せを行うとよいでしょう。 間引いた野菜も食べられます。みそ汁の具などに利用しましょう。畦幅100〜120株間35〜45間引きが完了し、生育が進んだ状態。最終的に左右の条がそれぞれ千鳥(ジグザク)になり、株間が15〜20になるように間引く(この際、病害虫に侵された個体も間引く)。例えば○で囲んだ個体を間引く。込み合っているところ、奇形葉個体、雑種個体などを間引く。例えば○で囲んだ個体を間引く。65(2条まき)株間15〜20の千鳥にする❷❶❸一か所あたり5粒ほど種をまく60〜8024〜27畝幅0.3〜0.5覆土覆土(手または平鍬で厚くならないよう注意して覆土する)。タネをばらまきする。❶子葉展開時に子葉が正ハート形でない個体を間引き、1カ所3株残す。❷本葉4〜5枚までに生育が遅れている株、本葉が異常に大きい株、胚軸が著しく太い株、胚軸が黒変している株、本葉が奇形の株などを間引き、1カ所1株(株定め)とする。間引く胚軸が著しく太い株(又根になるものがある)。胚軸が黒くなっている株。9【農産物直売所 ええじゃん尾道 尾道店・向島店】地域の“旬”と“うまい”をお届けします。尾道店☎0848-55-9048午前9時から午後6時まで営業 向島店☎0848-20-6008午前9時から正午まで営業

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る