これまでのスタイルを変える時期今後は多品種生産を目指すあれから!これから!次の作物を考えるのも楽しみ夏はピーマン、冬はホウレンソウをメインに栽培している塚本さん。露地とハウス3棟で育てているホウレンソウは11月から収穫をスタート。葉物野菜がよく売れる年末を挟み、5月くらいまで収穫は続きます。「冬が旬のホウレンソウはええじゃん尾道などの直売所でも人気です。今年は気温が高いので生育はいいですね」最初にご登場いただいた時は30代の若さで、それから月日がたってもまだ業を仕事にしようと思ったのでしょうか?「元々外でする仕事がしたかったんです。以前菊を栽培した経験があって、その後もいろいろ違う仕事にも就きましたが、やっぱり農業がいいなと。近所の農家さんで4年ほど修業してから独立しました」近年は気候の変化が激しく、尋常ではない大雨でピーマンの畑が水浸しになるなど、「昔に比べると(気候への)対応が難しくなっている」と話す塚本さん。またこの地域には農家さんも多く、「飽きない」のが農業の魅力市場に野菜が溢れて「ホウレンソウの売れ行きが鈍くなったな」と感じることも昨年くらいから増えてきたそうです。「ずっとピーマンとホウレンソウの2本柱でやってきましたが、今はちょうどこれまでのスタイルを変えていく時期なのかもしれません。これからはコンスタントに多品種を出せるようにしていこうと考えています。今年はホウレンソウに加えてブロッコリーと金時人参を植えていて、スナップエンドウも試作しているところです」農業の魅力について聞くと、「飽きないところ」と即答の塚本さん。「毎年やっていても、何かしら(作物の)違った顔が見える。気候変動にも対応していかないといけないし、次は何を作ろうか考えるのも楽しみです」とほほ笑みます。これからも変化しながら進化していく、塚本さんの農ライフに期待しましょう。 52011年と2018年の夏にピーマンで登場していただいた塚本さん。「畑と家を往復する生活は以前と一切変わりません」と笑います。30代から40代へと年を重ねても、まだまだ若手の塚本さんです。塚本さんが栽培しているのは「スナイパー」という品種。「形が良くてホウレンソウらしい」と塚本さんは言います。朝は水滴がつき、葉っぱも硬くて割れやすいため、収穫は夕方にするそうです。収穫は朝と思い込んでいたため、ちょっと意外でした。【JAカードを紛失されたら】直ちにご連絡ください。盗難、紛失専用ダイヤル 0120-159674(24時間受付、年中無休)40代の塚本さん。そもそもどうして農2011年8月号表紙写真AGREADERこだわりの「ホウレンソウ」
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