水 稲 柑 橘営農情報1月今月の栽培ポイント【作柄概況】【ＪＡ尾道市の３年産米出荷比率】【３年産米等級比率】【中晩柑類の収穫・貯蔵のポイント】令和４年を迎え、今年の米作りに向け、作付計画を立てる時期となりました。３年産で発見した課題をクリアし、良質・良食味米を栽培する為、土作り等の準備をされていると思います。今回は、３年産米の集荷実績および検査等級などをお伝えいたします。米検査時にお渡ししております「検査格付結果通知票」等を参考にして頂き、対策に役立ててください。３年産の広島県における、作況指数は県南部の10ａ当り収量は５３５㎏、北部が５１４㎏という結果になりました。ＪＡ尾道市管内の北部地域において、「いもち病」や「紋枯病」の発生により、減収となった圃場が確認されています。ＪＡ尾道市へ出荷された米は全銘柄（飼料用米を除く）で約３，１１８トン。品種別に見てみると全出荷量のうち約収性品種の「あきさかり」、早生品種の「こいもみじ」となっています。水稲うるち玄米の検査等級比率を見てみましょう。ＪＡ尾道市の一等米比率は全国や広島県の数値と比較しても、高くなっています。ライスセンターの利用や色彩選別機の普及による品質向上もさることながら、気象条件に左右される作物を栽培する中で、安定した栽培を行うことは、みなさんの日々の管理と経験・栽培技術が作り出す成果です。本年度の冬は寒くなる予報が出ていますので、低温予報に注意しましょう。また、１月から２月は土づくりや間伐など生産基盤を整備する大事な時期となります。中晩柑は完熟採収が基本です。果実の扱いは丁寧に行い商品ロス防止に努めましょう。棚貯蔵の場合は、果実2～3個重ねまでとします。コンテナ貯蔵の場合は七分入れまでとし、通気性を高めるため底にたる木を敷きコンテナの間隔は10～15㎝程度開けます。適正入庫量は、1坪当たり800～●東尾道営農センター ☎0848-56-1231●尾道北営農センター ☎0848-29-9611●御調営農センター ☎0848-76-2242●向島営農センター ☎0848-44-2106●因島営農センター ☎0845-22-2252●世羅営農センター ☎0847-22-1173●甲山営農センター ☎0847-25-5035●世羅西営農センター ☎0847-37-7100 699で「平年並み」となっております。広島詳しくはお近くの営農センターへお問い合わせください。January令和3年産水稲うるち玄米等級比率（全国）2.1%14.3%83.6%1%1%9%33%1.1%12.1%86.8%コシヒカリあきさかりこいもみじ中生新千本恋の予感その他1等2等3等（因島営農センター）☎0845-22-2252 （世羅営農センター）☎0847-22-1173（甲山営農センター）☎0847-25-5035 （世羅西営農センター）☎0847-37-7100令和2年産米品種別出荷比率（JA尾道市）6%49%0.2%5.9%93.9%広島県の最新の2週間気温予報50％は「コシヒカリ」が占め、次いで、多（JA尾道市）（広島県）
元のページ ../index.html#6