ええJAんおのみち3月号412
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※『恋の予感』の育苗【せん定の順序】【品種ごとのポイント】●温州ミカン●いしじ●八朔●はるみ●レモン【病害虫防除】●ハダニの防除●カイガラムシの防除●かいよう病防除●サビダニ・ホコリダニ●クワゴマダラヒトリ(毛虫)【春肥の施用】【苗木の植え付け】            )(   7 柑 橘十分外気に慣らしましょう。育苗管理において『ヒノヒカリ』より徒長しやすい傾向にあるので2~4日鞘高が3㎝以下 4月上旬は柑橘の発芽期となります。発芽前の作業(せん定や防除など)を計画的に実施するようにしましょう。また、令和3年産も黒点病被害が大変多い年でした。梅雨入りまでに枯れ枝を徹底的に除去しましょう。①密植園では間伐を実施しましょう。②結果母枝量の判断(花が多いか少ないか判断しましょう)③樹の周りを1周しながら主枝を決定します。通常は3本。あわせていらない枝の候補を決めます。早く硬化を始めましょう。④樹の上部からノコを使い、いらない枝を間引いていきます。主枝ごとに同様な作業を行ってください。(間引く枝は第1葉先月号を参照)⑤ノコ剪定が終わってからハサミで細かいせん定を実施します。⑥1円玉以上の切り口にはカルースAもしくはトップジンペーストを塗りましょう。⑦せん定枝は必ず園内および周辺から撤去しましょう。(黒点病の発生源となります)細かく切った枝や、チッパーで細断したものは園内放置可能です。本年度は不作の園地が多くなると予想されます。結果母枝が少ない樹は花が見えてからせん定しましょう。結果母枝が少ないようなら、花をみてからせん定しましょう。葉が小型化している枝は切り返し優良な春芽の発生を促しましょう。大木は作業性が悪いので樹高を低くしましょう。樹高短縮する場合は3年くらいかけて徐々に短縮しましょう。黒点病・流れヤケ防止に花母枝を取り除きましょう。隔年結果防止目的に半樹摘果をされた園地では、令和3年度着果側の枝の切返しが重要です。鉛筆以上の枝まで切り返し、充実した春芽の発生を促します。令和4年度、果実を成らせる側は軽い間引きせん定を行い、花ボケを防ぐため、数カ所だけ強い切り返し行います。夏秋梢はかいよう病になるので全て除去しましょう。めるため、枝数を少なくし間隔を広く取りましょう。横枝を長めにとりやわらかい樹作りを心がけましょう。冬マシン油を散布してない園地では高度精製マシン油乳剤80倍(4月は100倍)を必ず散布しハダニの初期発生を抑えましょう。散布時は発芽促進目的で尿素300倍を混用しましょう。発芽後散布する場合、尿素にかえて元気一番などの窒素系葉面散布剤混用しましょう。カイガラムシ多発園では春マシン油散布時にアプロードフロアブル1,000倍を混用散布しましょう。旬の平均温度が10度を越える時期から感染が始まるので、時期が遅れないようにICボルド66Dを散布しましょう。特にレモン・ネーブルでは必須作業です。(はるみ、せとか、甘夏、冬橙なども感染します)マシン油と2週間程度あける必要がありますので計画的に散布しましょう。昨年度、サビダニ・ホコリダニ多発園では新芽が5ミリ程度出たときにイオウフロアブルを散布し初期発生を抑えましょう。新芽や花を食害されるので発生が見られる場合はエクシレルSEやオリオン水和剤で防除しましょう。春肥は春芽の充実や緑化促進など初期成育に必要な肥料です。予想収量に応じ適量施肥を心掛けましょう。苗木を植栽する際は間伐後、4m×4★★重要★★カンキツは前年発生した春芽が本年度の結果母枝になります。(ただし、しらぬひだけは前年の夏芽が優良な結果母枝となります)毛虫黒点病第一亜種枝を長めにし、柔らかい樹(枝)作りをすると果実が多く着果しますかいよう病斑正の品拡率大を原高因レモンの理想的樹形【営農相談】農業に関することなら専門的なことから家庭菜園まで、お気軽にご相談ください。JAは、新たに農業を始められる方も支援しています。(東尾道営農センター)☎0848-56-1231 (尾道北営農センター)☎0848-29-9611 (御調営農センター)☎0848-76-2242 (向島営農センター)☎0848-44-2106

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