ええJAんおのみち7月号416
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)(            ( (  57 月【水管理】【病害虫】【恋の予感栽培上の注意点】水稲☎☎☎☎☎☎☎☎今後の気象予報では、、7月の後半は、平年と同様に晴れの日が多く、8月は平年に比べ晴れの日が少なく、9月は数日周期で天気が変わり安いとの予報です。いずれにしても暑い時期ですので熱中症等には十分注意して、農作業を行ってください。早生以外の品種については8月上旬から下旬にかけて出穂期を迎えます。幼穂形成期出穂24日前~開花期は最も水が必要な時期ですので、ポイントをおさえた適切な管理をしましょう。・出穂後5~15日は最も高温障害に対する感受性が高くなります。出穂前後20日、気温が高い様ならかけ流しを行う。・その後は、間断かんがいで適度に酸素を供給し、根の力を落とさないように心がけましょう。・落水は出穂後30日頃を目安としますが、落水後、高温・乾燥が続く場合は走り水等を行いましょう。早期落水による品質低下には十分注意してください。◆紋枯病高温で発生しやすく、湿度が高くなると病気が広がりやすくなります(侵入最適温合は被害が大きくなります。紋枯病の菌は土の中で越冬しますので、前年に発生した圃場では本年度も発生する確率が高いので注意が必要です。特に注意が必要な圃場は・施肥が多く大株になった圃場・一株の植付け本数が多いイネ・密植した圃場度30~32℃、湿度96%)。特に窒素過多の場です。出穂前の基幹防除だけではなく定期的に圃場を見てまわり、株の中や株元に発生が確認されたら「バリダシン粉剤」等で随時防除を行ってください。◆いもち病夏季の低温・長雨・日照不足の環境で発生しやすくなります。紋枯病と同様に、窒素過多の場合は被害が大きくなります。葉いもちに対する薬剤防除は発生初期ほど効果が高くなります。穂いもちの発生は、直接収量に影響を及ぼすので、予防散布として、出穂前後の基幹防除を徹底してください。田植え後に余った苗が、圃場内に置かれている場合(置き苗)は、いもち病の発生源となりますので、速やかに撤去しましょう。◆カメムシ類出穂期では斑点米の発生原因となるカメムシ等の被害にも注意しなくてはなりません。乳熟期の吸汁の害が多く斑点米として農産物検査で問題となる害虫です。適正な防除と草刈りを心がけましょう。対策としては・圃場周辺の適期草刈り・出穂期~乳熟期にかけての防除が基本です。出穂期に使用する「スタークル粒剤」は粉剤より長期間効果があります。畦畔等の草刈り時期は、水稲の出穂開花時期の少なくとも2週間前までに終了するようにしましょう。穂ばらみ期以降の草刈りは、カメムシ類を水田に追い込むことになるので行わないようにしましょう。病害虫に対する農薬・時期等は「稲作暦」を参考にしてください。また、発生する病害虫はその年の天候に大きく左右されるので、病害虫に対する情報には十分注意してください。・1株平均で20本確保されたら軽い中干しを行いましょう。出穂期にはしっかり灌水し、また幼穂形成期以降・出穂期以降は間断かんがい等の水管理を徹底し、乾きすぎには注意しましょう。・葉色の確認を行いましょう。幼穂形成期出穂の25日前)の葉色を確認し、薄いようでしたら一発肥料を使用した圃場においても、追肥の要否判断を行ってください。追肥の量につきましてはお近くの支店・センターにおたずねください。)JAカードを紛失されたら直ちにご連絡ください。盗難、紛失専用ダイヤル  0120-159674(24時間受付、年中無休)東尾道営農センター尾道北営農センター御調営農センター 向島営農センター因島営農センター世羅営農センター甲山営農センター世羅西営農センター 0848-56-12310848-29-96110848-76-22420848-44-21060845-25-61610847-22-11730847-25-50350847-37-7100▲葉いもち病斑▲斑点米

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