【夏野菜から秋冬野菜へ】夏本番の8月ですが、夏野菜から秋冬野菜への、切り替え作業を行う時期となります。暦を参考に作付け計画を立て、作業が遅れないように注意しましょう。◆夏野菜の管理トマト、キュウリ、カボチャなどはお 8盆を目安に片づけを行います。茎を根元で切り1週間ほど夏の暑さに当ててやると、乾燥して体積も減り扱いやすくなります。中途半端な状態で畑に残すと虫や病気の温床になってしまうので必ず畑の外で処理しましょう。秋ナスに向け、盆明けを目安に枝を切り戻し、株の周囲30cmにスコップを入れてやります。その後、灌水と追肥を行いましょう。◆土づくり雑草や前作の根などを取り除いた畑に、1㎡当たり堆肥2㎏、石灰資材を月~2週間前までに施します。植付け1週間前に基肥を1㎡当たり150gで施します。ダイコンやニンジンなどの根菜類を植える場合は、より深く耕して根が伸びやすい環境を整えてやりましょう。◆種まき・育苗春植え野菜と違い秋冬野菜は定植後、気温が下がっていきます。種をまくのが1日遅れたら収穫が1週間遅れるといわれるほど初期生育の差が大きく出ます。作物ごとの適期に植え付けられるよう、計画を立てるのが大切です。◆ポイント畑に直接種をまく際は、なるべく平らに仕立て生育が揃うようにします。ニンジンやレタスは種に光が当たらな100~200gを基準に、植付け1カいと発芽しないという性質があります。覆土は薄くするようにしましょう。基準生育初期に夕立などに合うと種が飛び散る、芽が枯れるといった被害が出ます。もみ殻や寒冷紗のベタがけで雨から守ってやりましょう。また、盆明けから秋にかけては、害虫の多い時期でもあります。何もしなければ必ず被害を受けてしまいます。寒冷紗などでトンネルを仕立て、その中で育てるのが賢明です。生長を見越し余裕を持って仕立てるのと、裾が捲れないようにするのがポイントです。◆秋ジャガイモの植付け9月上旬に種イモの植付けを行います。種イモを切って植える場合、腐敗を防ぐために風の通る場所で切り口を乾燥させてから植え付けましょう。そうか病の被害を防ぐために、ジャガイモを植える畑には石灰を入れないよう注意しましょう。 ※まき溝は凸凹のないようにつける。・凸凹がひどいとタネが均一にまけない。・覆土が均一にしにくい。JAミックス・ベジタブル覆土が均一でないので、発芽が不揃いになる。FMおのみち79.4MHzにて、毎週金曜日午前10時半からJA尾道市管内の旬な情報をお届けしています。②くわなどで幅5cm程度のまき溝を浅くつける。③タネまき前に十分水をやる。④タネは厚まきにならないように。残す株はガッチリしているもの。⑥夏は白寒冷紗などで覆っておくと、雨で叩かれたり鳥害を避けられる。⑤1cm程度の覆土をした後、水やりしておく。子葉展開時、込みすぎた所や発芽遅れ、徒長したものを間引く。徒長株発芽遅れ込みすぎ
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