ええJAんおのみち9月号418
3/16

中電工ワールドファームは、中電工(広島市)と茨城県のワールドファームとが2015年に設立した合弁会社です。現在は世羅町と庄原市で枝豆やキャベツ、アスパラガス、ホウレンソウなどを栽培しています。奥さんは2017年に入社し、枝豆の担当になって4年目。15町(約15ヘクタール)の畑で、今年は何と10種類もの枝豆を栽培しているそうです。「湯あがり娘にゆかた娘、初だるま、サヤムスメ、夏風香(なつふうか)など、いろいろな品種を試してみました。今年は春先に雨が少なく、品種によっては背丈が伸びなかったり、花は咲いてもサヤにはならなかったり、豆が太らなかったりと水不足の影響がありましたね。でも味は例年通りにいいものができたと思います」と奥さん。枝豆は収穫の適期が3、4日しかありません。奥さんは「この最後の(収穫の)判断が難しい」と言います。また1回目は4月に種をまいて7月に収穫、2回目は8月にまいて10月に収穫というスケジュール。「このスケジュールだと(量が)欲しいタイミングで、できないこともある。7月の頭からとり始めたら、コンスタントにとり続けられるのが理想ですね」と今後の課題を話します。ここだけで「2町(約2ヘクタール)くらいはある」(奥さん)広大な畑を管理するにあたって、奥さんが大切にしていることは「しっかりと作物を見る」ということです。「特別なことではなく、基本中の基本である『見る』ということが重要だと考えています。作物が出してくれるサインを見逃さず、最低限の手間をしっかり掛けてやる。そうするとちゃんと作物は応えてくれますから」「当たり前のことをしっかりとやっ    3ていきたい」と言葉に力を込める奥さん。その姿から、農業にかける熱い思いが伝わってきました。夏は枝豆の季節です。ここ中電工ワールドファームの畑では、今年1回目の収穫が無事終わり、2回目の収穫に向けて苗がすくすくと育っていました。「予定通りにはいかないけれど、手を掛ければ掛けるほどちゃんと応えてくれるのが農業の面白さ」と笑う社員の奥邦夫さんにお話を伺いました。今年は10種類の枝豆を栽培出来も上々作物をしっかりと「見る」それを一番大切にしたい畑をぐるりと取り囲んでいるのは電気柵。畑に侵入してくるシカ対策のために高めに設置していますが、シカは柵の下から鼻を突っ込んで入ってくるそう。「豆が好きみたいで、出たばかりの芽や茎の先端の柔らかい葉っぱを食べに来ますね」。最近のシカは人をあまり怖がらないそうです。組合員のみなさまへ組合員のみなさまの住所・氏名・資格等の変更、または相続等があった場合は異動手続きが必要となりますので、最寄りの本店・支店・出張所にご相談のうえ手続きをお願いいたします。ここに注目!

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る