ええJAんおのみち9月号418
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9 月【病虫害予報】【4年産米の振り返り】◆ウンカ予報8月18日現在でウンカ注意報等の発表はありません。今年の発生予察情報では、7月に、県南部でセジロウンカが一個体確認されて以来確認されておらず、平年からいうと少ない状況です。中生・晩生品種については、今後の情報に注意してください。発生が確認された場合は、トレボン粉剤DL(3~4㎏/10a、使用時期収穫7日前まで)またはスタークル豆つぶ(250g7日前まで)で防除を行ってください。米づくりも刈取りから乾燥調整へと終盤を迎え、収量や品質の結果でこの1年の栽培を振り返える時期となりました。今年は、4~5月にかけての少雨により、田植え作業に支障が出た圃場や、雑草が多発した圃場など、水不足による作付初期の水管理に苦慮された圃場もあるかと思います。気候に左右されず、十分な収量・品質が確保できたのか、また、各生育段階で適切な栽培管理ができたかを振り返り、今後の課題を見つけ出すことは、とても重要なポイントです。 10月はみかん水稲柑橘☎☎☎☎☎☎☎☎ 10月に入ると南部地域の中生・晩生品現在、北部地域では、早稲品種の刈取を迎えております。種を中心に刈取りの最盛期を迎えます。刈取作業では安全に効率良く作業を進めましょう。◆紋枯病多発注意県内で紋枯病が過去10年で最も高い発生株率となっています。高温多湿の条件で発病が増加するので注意が必要です。前年の被害株に形成された菌核が落下し土壌中で越冬するため、昨年発生した圃場では発生しやすいため、注意が必要です。中生・晩生品種の防除を行う判断の目安は、発生株率がた時です。既に防除を行っている圃場でも、上位葉への病斑の進展が見られる場合は再度防除しましょう。バリダシン粉剤DL(3~4㎏/10a、使用時期収穫14日前まで)または、バリダシン液剤(1000倍、150L/10a、使用時期収穫14日前まで)で防除を行ってください収穫時期に近い防除となる為、使用薬剤については使用基準(使用時期・使用回数等)を必ず遵守してください。                       5また、粉剤や液剤の防除は、薬剤が株元に届くよう散布してください。/10a使用時期収穫今年各地で発生した、いもち病について復習します。いもち病は、糸状菌(かび)が引き起こす病害で、25~28度の温度と高湿度を好みます。また、稲体に水滴が付着するような天候が長時間続くときに多く発生します。そのため、稲体を乾燥状態に保つことができれば発生することはほとんどなく、カラ梅雨など乾燥が続くような天候ではいもち病の心配はしなくてもよいことになります。しかし、実際には、しとしと雨の続く本格的な梅雨の時期に田んぼを乾燥状態にすることは不可能なので、実際の田んぼでは、稲体の乾燥を保つことは困難です。このため、発病前の予防防除をしっかり行うことが、いもち病防除の王道となります。の着色期に入ります。果実の着色には気温が大きく関係しています。品種により着色スイッチJAカードを紛失されたら直ちにご連絡ください。盗難、紛失専用ダイヤル  0120-159674(24時間受付、年中無休)カット時の衝撃を緩和するグリップ▲腱鞘炎になりにくいハサミ ドクターカット東尾道営農センター尾道北営農センター御調営農センター 向島営農センター因島営農センター世羅営農センター甲山営農センター世羅西営農センター 0848-56-12310848-29-96110848-76-22420848-44-21060845-25-61610847-22-11730847-25-50350847-37-7100▲紋枯病による 茎の折損20%以上になっ▲紋枯病▲トビイロウンカ

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