ええJAんおのみち9月号418
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ぶどうなし【鳥獣害、イノシシ対策】【病害虫防除】【基肥の施用】【土壌管理】【病害虫防除】【キャベツ・白菜の栽培】落葉果樹家庭菜園鳥獣害は最初の食害をいかに抑えるかがポイントとなります。一度、食べて味をしめるとどうやってでも侵入しようとします。熟期よりも早めに対策をとるようにしましょう。イノシシは電気柵やフェンス、鳥害はテグスや防鳥糸掛け器を設置して対策を行いましょう。◆樹勢回復収穫が終了した園では樹勢の回復のために、速効性の肥料を施用し、灌水を行ってください。貯蔵養分の確保が、次年度の収量に大きく影響します。そのためには葉を健全に保つ必要がありますので、収穫終了後すぐに病害虫防除を行いましょう。◆土壌改良完熟堆肥を積極的に投入し、地力ある樹園地にしましょう。病気や害虫の発生に注意しながら、樹を健全に保ってください。べと病・ハダニ類・トラカミキリに注意してください。 い収ち穫・じ選別く作業も終盤に入ります。水を行いましょう。気温の低下とともに、小玉果や未熟果、着色不良果が増え、果実品質も低下してきます。収穫終了後は、樹に残った果実は病害虫の発生原因となりますので、すべて取り除きましょう。◆密植園の間伐葉のあるうちに、園地の混み具合をみて密植になっていたら冬期に間伐しましょう。密植園では、収穫・防除等の作業性が大変悪く、また日照不足により、果実品質の低下および病害虫の発生を招きます。密植だからといって樹を切りつめようとすると、せん定が強くなりすぎてしまい、枝が徒長して熟期の遅れや着色不良果等を助長するおそれがあります。なお、イチジクは樹幹拡大が早いため、植え付け時から十分に植栽間隔をとっておきましょう。も◆堆も肥の投入堆肥を投入していない園地では堆肥 10月中には施用し、施用後は十分に灌を施用しましょう。毎年の土づくりが高品質果実生産につながります。落葉期が近づいています。この時期は樹相の確認ができます。新梢が遅くまで伸びている場合は、施肥量を少なくすることや、せん定の量を少なくして、樹を落ち着かせます。落葉もいっせいにすることが好ましいです。落葉開始期から終期まで長くかかる場合は、施肥量が多すぎるなど、遅くまで肥料が効いていることが考えられます。また、早期に落葉するようだと、肥料が少ないと考えられますので、樹相を確認し、今後の施肥設計に反映します。落ち葉や残果は、病害虫の越冬源になり、翌年の発生源となります。必ず園外へ持ち出し処分してください。・灌水は土が乾燥しないように定期的に行いましょう。・収穫終了後、良質の堆肥を10a当たり2~4t施用してください。・礼肥は早すぎると遅伸びの原因となり、花芽の充実不良の要因になるので、成肥料S604)を、10a当たり20㎏施用してください。(一発肥料は必要ありません。)施用後は必ず灌水し、肥料を吸収しやすくしましょう。・貯蔵養分を蓄えるために、できるだけ長く、葉を樹につけておけるよう防除を徹底し、葉を大切にしましょう。秋の気配を感じる時期になりましたが、まだまだ厳しい残暑が続きます。引き続き熱中症に注意しながら作業を行いましょう。冬取り栽培の場合、9月中旬~10月上旬に苗を定植します。◆畑の準備堆肥と石灰を施した圃場に、1㎡当たり◆定植栽植密度は品種に合わせて調整します。小球の場合は畝幅60㎝の一条、また場合は畝幅70㎝の一条、または120㎝の二条、株間45㎝とします。植え穴にたっぷり灌水した後、植え付けます。また、高温期には、日中を避けて朝夕の涼しい時に植え付けます。150~200gの元肥を施します。は100㎝の二条、株間は40㎝。大球の営農相談農業に関することなら専門的なことから家庭菜園まで、お気軽にご相談ください。JAは、新たに農業を始められる方も支援しています。(東尾道営農センター)☎0848-56-1231 (尾道北営農センター)☎0848-29-9611 (御調営農センター)☎0848-76-224210月の上旬に即効性の肥料(硝酸入り化                        7

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