ええJAんおのみち1月号422
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【土作り】【間伐】▲苦土欠乏蔵適温に近い時間帯に換気を行います。また、貯蔵庫が乾燥する場合は、打ち水や濡れムシロを敷き湿度を保ちます。乾燥しやすい場所では有孔ポリによる貯蔵も効果的です。◆八朔八朔は雑な取り扱いでヤケが発生しやすくなるので注意しましょう。また、貯蔵中に乾燥又は高温(10℃で発生、注意しましょう。◆しらぬひ収穫時は「デコチョン」を使用しハサミ傷をつけないよう注意しましょう。また、果梗枝の付け根で切取り収穫しましょう。雑な果実の取り扱いは油胞の黒変症状につながります。収穫カゴからコンテ果梗枝ナーへ移す際は手移ししましょう。貯蔵は表1のように出荷時期や果実内容で変える様にしてください。◆はるみはるみは腐敗果が発生すると、汁が垂れ腐敗が伝染しやすい性質があります。腐敗果点検を細目に実施しましょう。◆はるか採収は1月下旬からで完着・糖度12度以上が基本です。寒波被害の恐れがある場合は採収を早めてください。収穫後は2L以上とL以下に仕分け、軒下の温暖で通気の良い場所で7%程度の予措を実施してください。予措が不十分だと出荷時にス上がり(粒化症)が発生し商品性が無くなります。予措終了後は新聞紙囲い又はもぎたてパックを使用し常温貯蔵してください。土壌改良を実施し、発根量を増やすと結果的に葉数が増加し収量増加に繋がります。石灰質資材は毎年10a当たり100㎏を投入しましょう。苦土欠乏園では、緩効性のニューエコマグかスーパーマグを別途施用する必要があります。堆肥は1樹1袋を目標に投入しましょう。樹勢衰弱し葉数が減ってきた樹では、樹冠下に真砂土を2㎝程度客土しましょう。作業性・果実品質向上目的で間伐を【表1】貯蔵方法デコチョン15℃で多発)でヤケ果が発生しますので▲しらぬひ収穫の仕方▲有孔ポリは微細な穴がありているので、過湿になりにくい乾燥しやすい貯蔵庫は新聞紙より湿度を保ちやすい❶点線場所で切り取る❷次に葉を2〜3  枚つけ、切る。 園地ではハサミ傷 がつきやすいため 葉は家で切る。▲しらぬひだけでなくミカンなどすべての柑橘収穫にお勧め特徴•刃が沿っているのでハサミ傷がつきにくい•刃が細いので狭い場所でもハサミがいれやすい営農相談農業に関することなら専門的なことから家庭菜園まで、お気軽にご相談ください。JAは、新たに農業を始められる方も支援しています。(東尾道営農センター)☎0848-56-1231 (尾道北営農センター)☎0848-29-9611 (御調営農センター)☎0848-76-22422月出荷3月上旬〜中旬『サンテ』・『3重袋』から出して、自然予措で3%(約2週間程度)3月下旬以降時期① 『サンテ』・『3重袋』をした果実果実は防寒資材をしたまま常温で保管する。出荷7日前に取り出し果梗枝を切り返し、軽く自然予措し選別する。② 裸の果実葉を切り取り自然予措後、妻面をあけ新聞紙囲いで貯蔵する。後、妻面をあけ新聞紙囲いで貯蔵する。収穫後、減酸促進のため有孔ポリ個装する。貯蔵方法              7

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