ええJAんおのみち1月号422
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【家庭菜園でおススメの野菜】【連作障害について】、11ます。例えばトマトは苗を春の4月中旬から5月初旬に植え付けて、7月から8月頃に収穫します。キャベツは秋の9月中旬までに植え付けてす。つまり、トマトは「春から夏に栽培する野菜」で、キャベツは「秋から冬に栽培する野菜」となり、栽培時期が重ならないため同じ場所で順番に効率よく育てることができます。ちなみにコマツナやラディッシュなどは「春から秋にかけていつでもスタートできる野菜」であることに加え、早ければ1ヵ月ほどの短期間で収穫できるので、空いているスペース・期間があればその間に育てることができます。栽培スペースと育てたい野菜の栽培時期を照らし合わせ、無理なく育てられる計画を立てましょう。◆春から夏に栽培する野菜・ミニトマトミニトマトの苗は4月中旬から5月初旬に植え付けます。収穫期は7月から8月頃です。大玉のものより栽培しやすく、最近は様々な色や形の品種があるので選ぶ楽しさもあります。・ピーマンピーマンの苗は4月中旬から5月中旬に植え付けます。収穫は6月から8月頃ま月から12月頃に収穫しまでで、樹勢を維持できれば比較的長く収穫を楽しめます。◆秋から冬に栽培する野菜・ジャガイモジャガイモは専用の種イモから育てましょう。8月中旬~下旬に植えると、収穫までの期間は約90日なので11月頃には収穫時期を迎えます。花が咲き終わり葉や茎が黄色く枯れ始めたら、収穫の合図です。・ホウレンソウ9月頃に種を蒔き、、10月中旬頃から順次収穫が可能です。背丈が20㎝くらいに育ったら、株ごと抜き取ります。同じ場所で同じ科の野菜を繰り返し栽培すると、生育が悪くなったりします。この原因は、前に作った野菜や使用した肥料による土壌中の成分バランスの崩壊や病害虫の発生が主な理由です。連作障害を未然に防ぐためにも畑を上手に回しましょう。   例えばキャベツ・ハクサイなどのアブラナ科の植物は1~2年、キュウリ・ゴーヤーなどのウリ科の植物とエダマメ・インゲンなどのマメ科は2~3年、トマト・ナス・ピーマン・ジャガイモなどのナス科3~4年程度、間隔を空けると連作障害が出にくくなります。下記の科目表やローテーション例を参           科草草草9考にして、計画を立ててみてください。どうしても同じ場所に連続して植え付けないといけない場合は、接木苗の活用や堆肥などの有機物の投入、土壌消毒などを行うと効果的です。キュウリ枝豆ニンニク大根枝豆キュウリ大根ニンニクニンジントマトタマネギほうれんナス科ウリ科キク科セリ科アブラナ科ユリ科マメ科その他トマトトウモロコシほうれんタマネギ主な野菜トマト、ピーマン、ジャガイモ、トウガラシスイカ、キュウリ、メロン、カボチャ、ゴーヤレタス、フキ、ゴボウ、春菊ニンジン、パセリ、セロリ、ミツバ大根、カブ、白菜、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー玉ねぎ、ネギ、ニラ、アスパラガス、ニンニク、アサツキエンドウ、インゲン、枝豆、落花生オクラ(アオイ科)、トウモロコシ(イネ科)、ほうれん草(アカザ科)里芋ナス枝豆キュウリほうれん大根ニンニク科目表ローテーション例農産物直売所 ええじゃん尾道 尾道店・向島店地域の“旬”と“うまい”をお届けします。尾道店 ☎0848-55-9048 午前9時から午後6時まで営業 向島店 ☎0848-20-6008 午前9時から正午まで営業春まき秋まき1年目2年目3年目

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