ええJAんおのみち2月号423
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【春肥の施用】シ多発園で冬マシンが出来なかった園地ではアプロードフロアブル1,000倍を混用散布しましょう。散布時は発芽促進目的で尿素300倍を混用しましょう。◆かいよう病防除レモンなどかいよう病のつきやすい品種はICボルド66Dを必ず散布しましょう。マシン油と14日程度あける必要がありますので計画的に散布しましょう。◆クワゴマダラヒトリ(毛虫)多発園は新芽や花を食害されるので防除が必要です。◆除草地温の上昇と春肥の吸収率を高めるため実施しましょう。毛虫が下草へ付いている園地では、毛虫を駆除してから除草しましょう。春肥は春芽の充実や緑化促進など初期成育に必要な肥料です。予想収量に応じ適量施肥を心掛けましょう。◆灌水苗木は降雨が無い場合適宜灌水しま【共通管理】落葉果樹しょう。また、レモン園では3月の乾燥は不完全花の発生を助長するので、降雨が無い場合は灌水を実施しましょう。◆水分管理落葉果樹の根は、発芽の1ヶ月前ごろより伸長を始め、発芽・展葉・開花にそなえます。この時期の灌水は、・肥料の分解、吸収を促進。・根の伸長を助ける。・発芽ぞろいを良くする。など、初期生育に大きな影響があります。乾燥が続く場合は、日中に1回当た施設栽培では、被覆後から発芽までに徹底して灌水を行ってください。◆土づくり堆肥を投入すると、細根が増加し収量の増加にもつながります。根が健全であれば、異常気象時の影響を受けにくくなります。土作りは高品質生産の第一歩です。堆肥を10a当り2~3tを目安に施用しましょう。ただし、多くの果樹の根は2月に動き               ())  (       7り20~30㎜程度の灌水を行いましょう。 ぶデどラウうェアの施設栽培では6月中旬出します。2月に堆肥を施用される場合は表面施用してください。◆病害虫防除(共通)露地栽培では越冬病害虫の防除として、石灰硫黄合剤の散布時期となります。各品目の防除暦を参考に、必ず散布しましょう。散布時には、帽子、メガネ、マスク、カッパ、ゴム手袋等を着用し、近隣作物への飛散に注意しましょう。~7月上旬、ピオーネの施設栽培は7月下旬~8月中旬出荷を中心に各作型の作業が重ならないよう、栽培計画を立て、計画的に作業を行ってください。◆早期加温栽培芽かぎ、誘引、摘房、ジベレリン処理の時期となります。芽かぎ、誘引、摘房の作業は早めに行い、ジベレリン処理を適期に行ってください。ベレリンの効果を安定させるために処理後散水等を行い、湿度を高めに保ってください。また、果粒の細胞分裂初期に水分が不足すると、果実肥大に大きな影響が出ますので、第1回目のジベレリン処理後には、必ず、灌水を行ってください。病害虫の発生を抑えるため、発生前の第1回目のジベレリン処理期には、ジ初期防除を徹底しましょう。◆普通加温・半加温・無加温栽培施設のビニール被覆、加温開始の時期となります。地温が十分に上がり根の活動が始まってから、加温を開始してください。◆ピオーネ短梢栽培2月下旬から3月上旬が芽傷処理の時期に当たります。芽傷は芽よりも先端側の形成層を切断することにより発芽を促進させる効果があります。主枝の延長等を行っている樹では、必ず行ってください。も◆摘も蕾てきらい摘蕾は、蕾つぼみが膨らんで先端に赤みが見え始めた頃に行います。結果枝の基部や枝の上側の蕾を除き、横向きや下向きの蕾を残します。花粉のある品種や結実しやすい日川白鳳、あかつきは、開花による貯蔵養分の消耗を防ぎ、新梢生育を良くするために行います。い◆整ち枝・じせんく定3月に入りますと根の活動がはじまります。2月中には終了するようにしましょう。営農相談農業に関することなら専門的なことから家庭菜園まで、お気軽にご相談ください。JAは、新たに農業を始められる方も支援しています。(東尾道営農センター)☎0848-56-1231 (尾道北営農センター)☎0848-29-9611 (御調営農センター)☎0848-76-2242

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