【春夏野菜定植に向けた準備】【野菜セル苗の育苗】家庭菜園 も3も月下旬~4月上旬は開花期です。花粉明渠等を設け、排水対策を行いましょう。水はけの悪い圃場では、生育が悪くなりますし、場合によっては樹が枯れます。◆園内清掃せん定枝や葉・残果等は、病害虫の発生源となりますので、かき集めて園外に持ち出し処分しましょう。◆ケムシ山際、雑木樹の周辺園では、ケムシによる新梢の食害に注意してください。発生した場合は殺虫剤を使用してください。園内の雑草にも寄生していますので、除草作業も併せて行ってください。のない品種は受粉作業を行いましょう。花粉のつきのよい品種は摘蕾・摘花をし、貯蔵用分の浪費を少なくしましょう。果実の肥大が始まってくるので、乾燥が続く場合は、灌水を行いましょう。◆注意する病害虫アブラムシ類、ケムシ類、縮葉病、せん孔細菌病、灰星病、黒星病、果実赤点病を100~150g150g施してよく混和しておきます。3月下旬ごろから、夏野菜の苗が店頭に並び始めますが多くの作物は4下旬頃が定植適期となります。トンネル栽培を行えば早めの定植も可能ですが、暑い日は換気するなどの管理が必要となり、難易度が上がります。購入される際は注意しましょう。3~4月中旬は畑の準備を行い、4月下旬の定植に備えましょう。土づくりとして1㎡当たり堆肥を2㎏、苦土石灰夏野菜の多くは実を収穫します。窒素が多すぎると株ばかりが大きくなり、実がつきにくくなるので元肥は入れすぎないのがポイントです。昨年の状況を参考にして、調整を行いましょう。良い土の条件は、 8①根が十分に張れる。②通気性と排水が良い。③保水性・保肥性が良い。④適正な酸度である。⑤清潔である。⑥石や礫などの異物がない。⑦微生物が多く含まれる。、肥料を100~以上の7点を満たしているのが理想です。また、夏野菜は基本的に日光を好みますので、日当たりを考慮した配置になるようにしましょう。育苗の失敗は活着や初期生育のみならず、最後の収穫作業にも影響します。育苗のポイントをしっかりと把握し、セル成型苗をしっかりと活用して健全な野菜苗を作っていきましょう。◆育苗培土の準備と充填培土は乾燥すると、水をはじいて吸水しにくくなります。このため、30~40%程度の水分を含ませて袋詰めされています。開封後、乾燥した場合は再加水して培土を握ってやや固まる状態にします。培土の詰め方は、適量をトレイに入れ、均一に広げていきます。◆播種前の灌水と播種穴開け培土充填後はセルトレイの底穴から水がしみ出るぐらいまで灌水します。その後、セルの中央に種がくるように指で穴をあけ、播種します。。◆育苗場所へのセルトレイの設置セルトレイは地面へベタ置きすると、水やりなどの際、地面から病害虫がうつったり、根張りが悪くなったりします。架台などを設置してその上に置くようにしましょう。◆覆土と灌水覆土は、基本育苗培土で十分ですが、作物によってはなかなか発芽が揃わない場合などもあります。籾などを使用すると発芽が揃いやすい時もあります。ただ、コート種子は、乾燥するとコートの粘土が固くなり、発芽率が低下するので、発芽までの乾燥は要注意です。また、覆土を行ったら軽く手で鎮圧しましょう。◆育苗温度下の表を参考に管理を行い、発芽後はしっかり日光に当て、一定の大きさ(本葉2枚)になったらポリポットに鉢上げを行いましょう。品目トマトまき時ナス2月中旬〜20〜30℃キュウリ3月中旬〜25〜30℃スイカ3月中旬〜25〜30℃カボチャ3月中旬〜25〜30℃JAミックス・ベジタブル発芽適温3月上旬〜20〜30℃移植までの生育適温25℃昼間夜間16℃昼間夜間昼間夜間昼間夜間昼間夜間28〜30℃18〜20℃28〜30℃28〜30℃28〜30℃FMおのみち79.4MHzにて、毎週金曜日午前10時半からJA尾道市管内の旬な情報をお届けしています。育苗日数60日前後80〜90日15℃30日前後15℃30日前後15℃30日前後▲桃 アブラムシ▲縮葉病
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