ええJAんおのみち4月号425
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肉&&組み合わせる13はっさくシャーベットはっさくシャーベットはっさくの爽やかな酸味や程よい苦味はそのままに、凍らせることでシャリシャリとした食感が楽しめます。はっさくの爽やかな酸味や程よい苦味はそのままに、凍らせることでシャリシャリとした食感が楽しめます。レバーマグロイワシ肉や魚を肉類魚介類牛乳・乳製品ひじきのり干しぶどう切り干し大根豆腐干ししいたけキャベツ豆類胚芽米にらサバJA尾道総合病院 保健師パセリレバーペーストほうれん草小松菜さらにプラス煮干しキウイフルーツピーマンいちごブロッコリーグレープフルーツ菜の花矢山 由起子非ヘム鉄酸素を運ぶ能力が低下します。ヘモグロビンになる以外にも鉄の役割はたくさんあります。 一般的に、ヘモグロビン濃度が低下した状態を『貧血』といいます。原因は様々ですが、もっとも多いものは、前述の鉄欠乏性貧血です。しかし、ヘモグロビン値が正常でも体に蓄えた鉄が不足する『隠れ貧血』の女性は1000万人以上いると推測されています。鉄を貯蔵する働きをもつたんぱく質=フェリチン値を調べることで体に蓄えた鉄の量を知ることができます。 なお、JA尾道総合病院の巡回健診では、追加申込(1650円:税込)でフェリチンの検査が行えます。 左の図のような症状が、なかなか改善されない方、いらっしゃいませんか?その原因の一つに、鉄欠乏症があるかもしれません。特に、月経のある女性は、経血と共に鉄を体から失うため、鉄欠乏状態におちいり、毎月の月経開始とともに症状が出現・悪化する方も多いです。 酸素を全身に運搬する運ぶ役割を担っているのが、赤血球に含まれる血色素(ヘモグロビン)です。ヘモグロビンは主に鉄を材料に作られています。そのため、鉄が減少してしまうと、ヘモグロビンも減り、エネルギーの産生を助ける血液中の酸素を筋肉に取り入れる疲れやすい頭痛顔色が悪いイライラ各細胞で、酵素を活性化させる骨や皮膚、粘膜の代謝に作用し、コラーゲンの合成を助ける立ちくらみ動悸·息切れむくみ一緒に食べて吸収をよくするヘム鉄組み合わせるビタミンCで吸収をよくするビタミンB群で造血を助ける鉄健康だより鉄の役割〈症状例〉食事から鉄分を補給しよう! 食品中に含まれる鉄には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」があります。この2種類は吸収率が違います。「ヘム鉄」は高く、「非ヘム鉄」は低いため、ヘム鉄を積極的に摂ることをお勧めします。1日の食事から鉄を摂取する量は、成人男性では7.5mg、月経のある女性では10.5mg(月経のない女性:6.5mg)が推奨されています。吸収の良いヘム鉄を積極的に摂ることをお勧めします。●目安の含有量は次のとおりです。・鶏レバー(生)50gで4.5mg・マグロ(刺身1人前約100g)で2.0mg・ほうれん草(ゆで)75gで0.7mg・小松菜(ゆで)75gで1.6mg また、タンパク質やビタミンC、ビタミンBなどを含む動物性食品・植物性食品などバランス良く組み合わせて食べることがポイントになります。なお、サプリメントは食事の補助です。まずは食生活を整えることを基本としましょう。効率よく鉄を摂るために体に重要なミネラル(鉄分)を摂ろう!

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