ええJAんおのみち6月号427
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13正常な骨骨粗しょう症の骨主に炭水化物の供給源主にたんぱく質のごはん、パンや麺など供給源肉、魚、卵大豆などの料理主にビタミンやミネラル、食物繊維の供給源野菜、きのこ、海藻類などの料理ビタミンDを多く含む食品副菜チーズ干しえびひじき牛乳・ヨーグルトしらす干し油あげいわしの丸干しししゃもCaCaCaCaCaCaCa活性型のビタミンDが腸管からのカルシウム吸収を促進しらす干しきくらげいわしさんまさけうなぎいくら干ししいたけCaD3CaD3CaCaCaD3はっさくシャーベットはっさくシャーベットはっさくの爽やかな酸味や程よい苦味はそのままに、凍らせることでシャリシャリとした食感が楽しめます。はっさくの爽やかな酸味や程よい苦味はそのままに、凍らせることでシャリシャリとした食感が楽しめます。予約やお問い合わせ:JA尾道総合病院 健康管理センター 電話番号0848-22-8111(代表)13:00〜16:00【骨の断面図】D3JA尾道総合病院 健康管理センター主食主菜内海 ⿇弥⾹ ⾻粗しょう症は、⾻の強度が低下し、⾻がもろくなって⾻折しやすくなる病気です。⾻密度は20歳をピークに徐々に減少していくといわれています。主な原因は、加齢や⼥性ホルモンの減少、栄養の偏りや運動不⾜、喫煙や飲酒などの⽣活習慣です。⾻粗しょうの予防や早期発⾒のために、特に閉経後⼥性は、数年に⼀度は⾻密度を測定することをおすすめします。 JA尾道総合病院の⾻密度検査では、DXA法で腰椎と⼤腿⾻をレントゲンで撮影し、精密な⾻密度を測定します。 ⾻を作るのに必要な栄養素であるビタミンDを調べる⾎液検査も実施しています。料金(事前予約制)・⾻量測定(DXA法):3,300円(税込)・ビタミンD検査:2,200円(税込)・⾻量測定(DXA法)+ビタミンD検査:4,400円(税込) ⾻密度検査は、各種⼈間ドック実施時に追加して実施することもできます。 ご相談ください。 ⾻粗しょう症でもっともこわいのは⾻折です。少し転んだだけで⾻折し、ねたきりの原因になることがあります。 若いときは安全と思っていた住まいに思わぬ転倒の危険があります。65歳以上の転倒の多くの場所は、第1位は居室、第2位は階段、第3位は台所や⾷堂です。⾔うなれば家中転びやすいということです。ちょっとした⼯夫で安全な住まいづくりをしましょう。❶じゅうたんやマットは動かないよう固定する。❷⽞関の段差が⼤きい場合はしっかりした固定踏み台を置く。❸廊下はスリッパを使わない。❹⾵呂やトイレ、階段、⽞関に、丈夫なてすりをつける。❺廊下や階段は照明で明るくしておく。(夜間は⾜下灯をつける、⼈感センサーライト)❻トイレは洋式にする。ご⾃分の⾝の回りを⾒わたしてください。安全な住まいづくりで安⼼して過ごしましょう。カルシウムを多く含む食品健康だより⾻粗しょう症の予防や早期発⾒のために⾻密度検査のすすめ⾻粗しょう症の予防のために住まいの転びやすいところをチェック❶バランスのよい⾷事(主菜)⾁、⿂や卵、⾖製品、(副菜)野菜料理、海藻、きのこ、(主⾷)穀物、⽶などを揃えましょう。❷カルシウム、タンパク質、ビタミンDを積極的に摂る⾻の組織であるカルシウムとタンパク質、カルシウムの吸収をよくするビタミンDmを積極的に摂りましょう。カルシウムは1⽇600mgが必要といわれています。⾻粗しょう症を防ぐならさらに100~200mg以上多く摂る必要があると考えられています。❸適度な運動をする運動は、⾻に刺激を与えてカルシウムの沈着を促進させます。週3回以上、1⽇8000歩以上のウォーキングを続けることが効果的です。❹⽇光浴をする紫外線は、体内でカルシウムの吸収を助けるビタミンDを合成します。夏場は⽊陰で10分程度、冬場は1時間程度の⽇光浴をしましょう。

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