朔夏【みかんの隔年結果防止目的の摘果】【中晩柑類の荒もぎ摘果】【灌水】【夏肥の施用 (2回目)】【病害虫防除】◆中晩柑類の薬剤摘果果実の平均横径が20mm程水溶剤1,000倍を散布することにより小玉だけを落果させることが出来ます。詳細は指導員にご相談ください。中晩柑類は10日以上降雨が無い場合、ましょう。みかんは満開後60日まではしっかり灌水しましょう。満開60日から100日の間は節水管理しましょう。果実肥大促進のため、梅雨が明ける前に施用しましょう。BB元気200を使用した園地では夏肥の2回目は施用の必要はありません。極早生・早生みかんは施用しません。◆黒点病黒点病防除剤のジマンダイセン水和剤は累積降雨250mmもしくは散布後30日が再散布の目安です。早めの防除を心がけましょう。また、前回の防除から1カ月経過する前に累積降水量が250mmを越え柑橘的です。冠水が激しかった圃場では、気孔や傷口から、稲白葉枯病菌が侵入する可能性があります。発病した場合、最大40%の減収となる可能性もありますので注意が必要です。排水後、オリゼメート粒剤(3~4㎏/本年度、みかんや八朔で着花過多の園地が多く見られました。その影響で、枯れ枝が多く発生しています。黒点病や流れヤケ防止目的で、枯れ枝は徹底除去しましょう。着果が多く新梢の発生していない園地では7月上旬までに樹の上部3分の1の果実を全摘果することにより隔年結果を防止することが出来ます。大玉果実生産には荒モギ摘果の時期と量が大切です。生理落果の終了する6月下旬頃から品種ごとの適正葉果比の8割を目安に摘果しましょう。また、摘果と兼ねてかぶさり枝や込み入った枝を間引きましょう。◆八朔・紅八朔(葉果比80~100枚に荒もぎ摘果終了時に大きい麦わら帽子の範囲に2個から3個着果させます。また、摘果時はハサミを使用して摘果しましょう。流れヤケ防止に枯れた果梗枝は摘み落としましょう。◆しらぬひ(葉果比100枚に1果)6月下旬に適正葉果比まで摘果し大玉で酸の低い果実生産を行いましょう。樹勢維持のため主枝先端は全摘果しましょう。摘果の目やすは野球帽の範囲に1個か◆はるみ(葉果比80枚に1果)はるみは生理落果が少ない品種です。そのため適正着果量まで摘果できず、次年度不作になる園地が多くなっています。はるみが毎年生らない人は半樹摘果方法を取り入れましょう。方法は豊作年のはるみに対し樹の半分を全摘果します。着果させる側は葉果比80程度にします。1果 ) 清見 5ら2個着果させます。度の時、タームそうな場合はエムダィファー水和剤等で追加防除しましょう。◆ミカンハダニハーベストオイルを葉裏にもかかるよう丁寧に散布しましょう。ジマンダイセンを混用散布する場合は乾きやすい日に散布しましょう。◆サビダニサビダニは定期的な防除が必要となります。6月はエルサン乳剤で防除しましょう。◆ヤノネカイガラムシ近年、ヤノネカイガラムシが増加傾向にあります。多発すると全滅が極めて困難になりますので、エルサン乳剤で防除しましょう。◆レモンの花アザミウマの防除6月から7月上旬頃に発生し甚大な被害が出ることがあります。遅れ花をよく観察し多発の場合は、スピノエースフロアブル等で防除しましょう。◆苗木のゴマダラカミキリ対策苗木が被害を受け枯死する事が頻繁に起こっています。まだ対策を講じていない場合次のいずれかを早急に実施しましょう。①モスピラン顆粒水溶剤400倍を主JAカードを紛失されたら直ちにご連絡ください。盗難、紛失専用ダイヤル 0120-159674(24時間受付、年中無休)残す果実品種ネーブル5~6枚の総状有葉果の2番果八5~8枚の単生有葉果甘落とす果実葉果比80~直花果、扁平100果、へそ大果直花果、裾な80~100ヤニ果に注意するり、腰高果へそ大果、扁平果、遅れ花100主枝先端全摘果6月に1発摘果直花果、内なり果、キズ果80隔年結果是正は半樹摘果が有効摘果時に芽つみを直花果、内な80~実施り果100果実周辺のトゲ切内なり果、裾80~なり、天なりり天なり果実摘果10030引っ付いた果実摘果傷 果しらぬひはるみ5枚以上の単生有葉果はるかレモンポイント裂果しやすい果実を摘果する摘果の目安▲レモンの遅れ花に飛来したアザミウマ▲アザミウマ被害10アール当たり20~30mmの灌水を実施し10a)を散布してください。▲単性有葉果(新芽の先に1個果実がついているもの)中晩柑類(ネーブルを除く)は5枚~8枚の単性有葉果が高品質果実になります。
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