ええJAんおのみち10月号431
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ぶどう い収ち穫作じ業もく終わり、10月から樹は落葉を落葉果樹4,000ボルト以上ないとイノシシにはらないと効果を発揮しません。電線が地上から20cmと40cmになるように配置します。効果がないので、雑草による漏電に注意しましょう。電気柵は昼間でも通電し、柵の入口も閉じておきましょう。収穫も終わり一段落したところではありますが、樹は秋根を伸ばし貯蔵養分を蓄え、来年の生産の準備を始めています。収穫後も定期的(10日に1回程度)に灌水し落葉の軽減をはかりましょう。また、健全な葉を保ち、貯蔵用分を蓄えて来年の初期生育をよくする為に、病害虫防除を徹底しましょう。特に病気や害虫が目立って発生した園では丁寧に防除を行ってください。また、落ち葉や落果は病害虫の越冬源になり、翌年の発生源となります。焼却処分するか園外に持ち出してください。根が十分に活動できる土壌環境が必要です。有機物の施用や深耕を積極的に行い、土壌の透水性や通気性を向上させましょう。有機物は、必ず完熟した物を施用してください。未熟な物は、根腐れやチッ素飢餓などによる樹勢衰弱を引き起こしやすいので注意してください。土づくりは農業の基本中の基本で、絶対に欠かすことのできない重要な作業です。長期的な計画を立て、確実に行いましょう。施用後は十分に灌水を行ってください。落ち葉や落果は、病害虫の越冬源になり、翌年の発生源となります。園外に持ち出しましょう。着色不良樹や高樹齢樹は、生産性も悪く出荷量減に繋がりますので早期に改植しましょう。始め休眠期に入ります。◆土づくりイチジクは通気性に優れ、水はけの良い土壌を好みますが、長かった収穫作業により地面はかなり踏み固められ肥料や灌水が効きにくい状態になっています。 も元も肥は施肥基準を参考に11月上中旬になしかき 10月中には施用し、施用後は十分に灌水中耕の実施、客土の実施など、土壌改良を行いましょう。◆園内の清掃園内に落葉や収穫できなかった果実がそのまま残っていますと、翌年の病害虫の発生源となりますので、速やかに園外に持ち出し処分しましょう。施用しましょう。12月以降にずれ込むと、肥料養分の分解が遅れ、初期生育に影響するので遅れないようにしましょう。施用後は、中耕・灌水を行って肥料の分解促進、肥効向上を図ります。落ち葉や落果、園内に残った掛袋は、病害虫の越冬源になり、翌年の発生源となります。必ず園外へ持ち出し処分してください。を行ってください。晴天が続き土壌が乾燥するようであれば、定期的に十分な灌水を行ってください。雨天や朝露などで果実の表面が濡れている時は、果粉が落ちたり、果実の表面が黒くなったりすることがあります。果皮が乾いてから午前中に収穫しましょう。つるし以外の柿は、果梗を短く切り、果実に傷を付けないよう注意してください。脱渋に向く果実は、ヘタが健全で、果実も病虫害や傷などが無いものを使用します。また、小さい果実は、渋が残りやすいので除きます。過熟な果実も脱渋により軟化しやすいので、果皮色が同じ程度の果実を揃えます。◆アルコール法アルコール度数が30度~35度の焼酎をヘタにつけ、ヘタどうしを合わせて新聞紙でくるみ、厚手のビニール袋に入れます。袋の中の空気を掃除機などで出来るだけ減らして密封します。ます。◆ドライアイス法が目安です。厚手のビニール袋の底に四つ折りにした新聞紙1枚柿の上に新聞紙などを置き、ドライアイスをのせます。袋の中の空気を掃除機などで出来るだけ減らして密封します。ます。 20℃の条件下では5日程度で渋が抜け柿10㎏にドライアイス250~300g 20℃の条件下では4日程度で渋が抜けを入れ、柿を入れます。【共通管理】【早期落葉防止と防除】【土づくり】【元肥の施用】【園内環境整備】【改植】【元肥の施用】【園地管理】【収穫】【脱渋処理】(向島営農センター)☎0848-44-2106 (因島営農センター)☎0845-25-6161 (世羅営農センター)☎0847-22-1173(甲山営農センター)☎0847-25-5035 (世羅西営農センター)☎0847-37-7100                          6

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